無気力症シンドロームの作品情報・感想・評価

無気力症シンドローム1989年製作の映画)

Astenicheskiy sindrom

製作国:

上映時間:153分

3.6

『無気力症シンドローム』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

6月6日に亡くなったキラ・ムラトヴァを偲んで。

夫が死んだ悲しみに暮れて暴走する女をセピア調の画面で撮ってて良いな……と思って見ていたら唐突に劇中劇だということが明かされてまず驚く。(でも劇中で不…

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ソ連末期の悪化する経済や社会の混乱と抑圧を軸としており、巨大なシステムの中で主体性を失い自らの存在意義を喪失し無気力に苛まれる人々の暮らしを映している。

第二部に進むにつれより一層と映画内が混沌を…

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後半がむちゃくちゃ長い。
kazoo
3.6

ソ連崩壊直前の混乱を背景に、無気力症に苦しむ人々の姿を描いている。物語は二部構成で、第一部では教師が夫の死後、無気力症に陥る様子が描写される。第二部では、病院での出来事を通じて、社会全体の無気力と混…

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2.5
Schubert
《Sym No.7 in B minor D759》
「死ぬまでに観たい映画1001本」873+212本目

ソ連崩壊直前のひどい混乱。
4.0
とても良い
すごく眠かった。これがナルコレプシーかと思った。

ムラートワの映画は2本しか見れてないが、全く予期せぬというかこちらが想定する映画的な形式と明らかに外れていて毎回意表を突かれて疲弊するのだが、クライマックスで殺処分される動物たちの牢と、そこへやって…

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