【自立できない女性の浅慮で哀れな人生】
現代版の綺麗で残酷なおとぎ話風味のファウストっぽい作品。
直接的な暴力表現なんかよりよっぽど怖い物語だと思うのです。
前回の感想文「野獣死すべし(1980)…
生きる痛みに寄り添う静かな優しさが心に染み入る、とても美しい余韻の作品。
・前半はナナミの「えと…あの…その…」みたいな煮え切らない態度にイライラしたし正直ずっとこの感じが続くならキツいと思ったが…
『なんでも屋』として登場する安室の得体の知れなさが終始不気味な作品。どう考えても善人ではないのに、流されやすく危機管理能力も低い主人公・七海からは完全に信用されているのも視聴者目線からすると普通に怖…
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