押入れ/味見したい人妻たちの作品情報・感想・評価

押入れ/味見したい人妻たち2003年製作の映画)

製作国:

4.0

「押入れ/味見したい人妻たち」に投稿された感想・評価

m

mの感想・評価

4.8
ピンク映画界の鬼才、というか今日本映画界で女と男の映画を撮らせたら右に出る者はいない城定秀夫監督の監督デビュー作。この時から既に城定ワールドは完璧に確立されていて感嘆。やはりフェミニストの視点で女性を描けるひとだ。

「これ飲んだら帰ってね、これ飲んだら帰ってね・・」とこの後相手に言う言葉を小声で呟きながらコーヒーをひとりで注ぐヒロイン。特に夫との仲が悪い訳ではないのに(むしろ割と良い夫だ)、元教え子を自宅の押入れで飼う彼女のキャラクターが良い。理屈で説明できない行動と感情、けれども何か分かるような気がする、その不思議な感じがまさに『映画的』。演じる女優の顔立ちに反して妙に幼い喋り方が、役柄の個性に良い意外性をもたらしている。
「先生がして欲しいこと何でもするよ」と淡々とヒロインに奉仕する元教え子もまた興味深い(演じる俳優が爽やかなのが効いている)。
特に愛情も無くセックスを重ねる2人の間には不思議な情緒が生まれてきて、ラストで元教え子が残していったものを見つめるヒロインの言葉にできない感慨を観客も共有する事になる。

カット割りやカメラワークも完璧。この監督にロマンポルノ・リブートを任せなかったのは映画界の大きな損失だった。
T兵衛

T兵衛の感想・評価

3.4
本作の制作のいきさつを城定監督がご自身のブログで書かれているので興味のある方は是非。
すね

すねの感想・評価

5.0
監督・脚本 城定秀夫監督が27歳の時に撮ったデビュー作!ひえー!

60分と短い作品なのにこんなにまとまってるってどういうこと!!完璧な映画じゃないか!元教師の人妻が、かつての教え子である男子高校生を自宅の押し入れに住まわせ、夫の不在時に関係を持つ話!

時折、彼女の「心の声」が書き文字で表示されるという演出がいい。この映画エロエロなのに乙女チックで少女マンガのように可愛らしい印象を受ける。先生の声が幼いからだろう。エロ乙女先生なのだ!蜂蜜を体に垂らす演出や動くと女の頭でキーボードが鳴る演出がいい!
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
めっちゃよかっただけにカオリさんの演技の拙さが惜しかったな。
旦那と全然うまくいってないわけじゃないってのがミソだなと思う。
ピンクなアパートの挿入シーンが見事だった