アレクサンダー・ペインの日本未公開長編デビュー作。
グッチーズさんによる前回の限定上映の時見逃していたので、念願。ありがとう早稲田松竹さん。
デビュー作からして攻め攻めの内容。
ローラ・ダーン演じる…
シンナー中毒のホームレス、ローラ・ダーンが妊娠中絶の社会活動に巻き込まれていく話。
この映画のエッセンスはラストショットに凝縮されてる気がする。
活動家たちが衝突している中を颯爽と走り抜ける渦中の本…
思い返せばアレクサンダー・ペインの作品は、最後の「去り際」が良い。このデビュー作からすでにそう。うるせ〜!!勝手にやってろ〜!!なラストシーンは『プライベート・ベンジャミン』も彷彿する。実際に、本人…
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冒頭、男に追い出され「テレビ返せ!」から男の車を見つけた途端、持ったテレビをぶん投げて窓を叩き割るだけでルースのキャラクターが端的に伝わる。
嘘泣きで金を借りるも速攻でスプレー缶と酒を買い、その…
面白おかしくて、愛すべきクズ野郎なんだけど…やっぱり許せない自分がいる…彼女が現実を見るようになる時は来るのかなと思うと、そこは諦めているようにも感じた。
あの男の人だけが唯一ルースの好きなようにし…
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アレクサンダー・ペインは人間の可笑しみや哀しみをデビューの時からずっと描いているのがわかった。
中絶反対派と人権擁護派(なぜかどちらも歌う)の対立をマジで1mmもそれに興味のないシンナー依存症のル…
センシティブであると同時に解放された自由意志への尊重も同居した現代に刺さる二項対立。ペインの長編デビュー作にして、辛辣なテーマとローラ・ダーンの爆発力のあるキャラクターから切れ味鋭いユーモアの両立を…
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