ハイ・ライフの作品情報・感想・評価

上映館(3館)

「ハイ・ライフ」に投稿された感想・評価

きょむ

きょむの感想・評価

3.3
設定はおもしろかったし、どんな終わり方をするのか全然分からなかった。ラストは余韻がありよかった。

終身刑レベルの囚人が乗るスペースシップなんて、なにか起こるに決まってる。たたでさえ閉塞感のある居住スペース、決められた規則、その中である程度大勢が過ごしてるんだから。ストレスの温床みたいな船。怖っ。

あと最初から最後までマッドドクター!!!って感じの狂気。
最終的になにがしたいのかよくわからなかったけど。でもエロさは十分伝わった。

ちなみに、寝るときにみんな横になってベッドでだらっと寝てたんだけど、そこは従来の縦型のボックスというか、棺みたいなのじゃないんだー…(話の展開としてなのは理解するけど)宇宙感はその点少し薄いかも。

この映画を見て、宇宙って案外つまらないところなのかもと、思った。
ヴレア

ヴレアの感想・評価

2.0
なんか終始暗いし宇宙でやるほどの実験かね?
しかし、絶対彼らは地球に帰れる事はないんだろうなと思うとなんか切なくなりました。

光速の99%だかを超えると前に進んでいるのか下がっているのかわからなくなる現象が起きる。というシーンが印象的で、それがまさかエンドクレジットの伏線だったとわ!スタッフロールが上がったり下がったり、ここだけちょっと面白かった。全体的にはつまらないですはい。
ストーリーよりも配色が絶妙な宇宙服とローファイ感満載の宇宙船内に気をとられてしまったー
radiogaga

radiogagaの感想・評価

3.6
チープな舞台装置で奇妙なストーリーが進行する(褒め言葉です)。
この次はどうなるのか、続きを見てみたい。
メラ

メラの感想・評価

4.1
A24のSF映画新作で楽しみにしていた作品です。
閉鎖的な空間と法的支配の解放で人間の秘めた欲求を抑圧していたものがどうなるか?を描いた作品で、人間の本質的な性質をテーマにした辺りは同じA24配給作品の「アンダー・ザ・スキン」に近いです。
…いわゆる実家暮らしでは恥ずかしいことが出来なかったけど、一人暮らしの時に恥ずかしいことを気にせずにやれる的なノリです(笑)

 予告編以上にバイオレンスな描写が多かったのは意外で、SFよりはスリラー要素の方が高いかな。
随所にギョッとするショック描写を素っ気ない無造作で放り込んだり、過去作ガーゴイルのような凄絶な性描写の悍ましさ/大人のエロスを披露するなど、監督の持ち味をしっかり掲示しつつインターステラーのブラックホール演出にタイムリーさを盛り込んだSF的映像美を魅せるバランスが素晴らしかったです!そこが本作のSF映画としての独自性を見事に描いていたと思う!
特に性描写のエロさと悍ましさが入り混じる演出がエグくて、ディブス医師ことジュリエット・ビノシュがボックスに入るシーンとロバート・パティンソンが就寝しているシーンで「この映画やばいな・・・」と口に出てしまうほど前衛的でした(笑) 例えると表参道のESPACE LOUIS VUITTON TOKYOのシアターで見た退廃的だけど同時に美しい感じ。

 SF要素もセットデザインから漂うレトロな感じが良いけど、SF映画として見ない方が良いと思います。
例えばアンダー・ザ・スキンはSF要素・記号の引用・スリラー要素共に高い水準でストーリーラインに落とし込まれた素晴らしさがあったけど、ハイ・ライフは持ち味の良さをストーリーラインの鈍足さで分かりにくくなってると思います。
スリラー要素やブラックホール演出は良いものの、ストーリーラインの複雑な時間感覚の作家的意図がどうしても呑み込み辛くさせていたし、序盤で張り巡らされた伏線もお節介気味に感じてそこで少し退屈しました。あとモルモットの囚人/ディブス医師ともに動物的軋轢に溺れる姿をメインに映しているせいか、感情移入がし辛かったです…それによって閉鎖的な空間の絶望感が薄れた気がします。

 でもテーマ設定・映像美・監督の持ち味を活かした静的/性的なSFスリラー映画としてオススメできる作品と共にA24配給作品の凄みを「魂のゆくえ」に続いて味わえる一作でした!クライマックスのロバート・パティンソンと娘が立つワンシーンの高級感と多面的展開は秀逸なので、まだ見てない人は是非鑑賞してみてね。
GATS

GATSの感想・評価

3.0
冒頭がすごい。

エグい緑のガーデンや、ゆっくり歩かれる廊下、セックスの行われているらしい部屋、機械的に精子の搾取される画、換気口にビノシュの髪、そして平均的な赤ん坊の動きなど、なかなか惹かれる映画だし、重い音楽にゆっくり動かされるカメラはとても計算的。

霧煙、雨、水に横たわる犬、一見タルコフスキーのような画ではある。
『惑星ソラリス』のように確かに宇宙船ではあるが、本作の演出にはあまりにも滑稽なシーンが多すぎる。
このタイプの性的な表現を、ああいう形で消化させてしまうのも好みではない。
mpc

mpcの感想・評価

3.7
なんだろうねえこの終末的なのに手間隙かけた性実験は!😹

終身刑の若い男女をネズミとして乗せた宇宙船で子供を育てる実験をする熟女ジュリエットビノシュ博士のお話(笑)

終身刑囚達のわりにはみんな軽犯罪のチンピラキッズにしか見えない(笑)

そのなかでも素行がまともなロバートパティンソンがジュリエット博士に気に入られてしまい、、、

宇宙である必要がないかもしれない珍体実験が味わえます
202 2019/6/9 アップリンク吉祥寺
宇宙で犯罪者を使って臨床研究というSFミステリー。
地球から遠く離れた宇宙船の中での閉塞感や緊張感の高まりをジュリエット・ビノシュやミア・ゴスがジワジワ醸す。
人類の存続のために不可欠な生殖と母性や父性、人とのつながり…余白が多く考えさせられる。
みずき

みずきの感想・評価

2.5
設定の面白さから感じた期待値は超えられず。実用性よりもデザインに振り切ったビジュアルはよかった。菜園付きの直方体の宇宙船、ぺらぺらの宇宙服、などなど。ああいうチープさは好きだ。
全体的に禁欲的な雰囲気が漂うが、欲望を満たすための「ファック・ボックス」というヤバい代物が出る(ビノシュには労いの言葉を)。この箱の存在が余計に禁欲的に思わせる。逆説的で面白かった。
さち

さちの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

くせがすごい_____


SFというジャンルと同じくらいのレベルで「性(サガ)」というジャンル。
ジュリエット・ビノシュ様よくこの役やってくれましたね〜って言う驚きは隠せない。

みんな元囚人だから一触即発なのはわかってはいるんだけど…ね。💣

まぁ気になる点としちゃあ色々あるし、そもそも宇宙服ちゃちすぎじゃね?とか無重力状態にはならんの?とか、そもそも娘があんなになるまでって食料どうなってんの??とか機体の番号からすると猫号とかもある??などなどもう憶測が憶測を呼ぶシステムなので逆に設定は途中から忘れる事にしたw

子どもの頃ブラックホールの向こう側のこと気になって仕方なくてよじれて吸い込まれてもう戻れないとか、怖い想像しかできなかったけど、その当時想像した怖いビジョンがまんまでちょっとビビった。

結構トラウマ感はあって、なんとなくエクスマキナのようなじわじわくる感じで好みでした。
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