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With a Little Patience
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『With a Little Patience』に投稿された感想・評価

HO
3.9
『サウルの息子とセット』と同監督の短編で、同作をマイルドに圧縮したような作品なので是非セット観るべき。

おそらく13分ワンカット(ではなかったとしても一息のような流れ)でセリフなしの雑音の中、主人公の女性の隣にいるような錯覚で入り込む世界観。


"with a little patience"=少しの我慢。

これほどまでにタイトルが衝撃的な二面性を持つ作品を他に知らない。

彼女の今日の仕事が終わるまで"もう少し我慢"などではない。

彼女が耐えるのは、この映像の続きに鳴り響くであろう銃声と悲鳴、ナチスが忌み嫌う"モノ"の排除、そして再び平和が訪れるまでの時だろう。
「サウルの息子」のネメシュ・ラースロー監督の短編。

描き方はあの映画と同様に、あるひとりの人物のクローズアップが中心で、周りの風景はぼんやりして音だけが聞こえる、、そして窓の外で、、。

やはり、画の力に引き摺られ、想像力を刺激されて、冷や汗が出てくるよう、、。この監督の作品はなんとも息苦しい!

もし自分が強制収容所で働いているとしたら、、題名の意味が痛い!

もうすぐ公開される、この監督の新作も期待してます。やっぱり重たいんだろうなぁ?
Aix
3.8
サウルの息子、サンセットなどで知られるネメシュラースローの短編映画にして処女作。強制収容所で働く若い女性の話。

傑作短編映画でした。撮影、音響、照明、演技、セット、物語の構成が完璧です。ラースローは撮影だけではなく、おそらく音にもこだわりがあるんでしょう。今作ではそれが上手く発揮されています。サウルの息子も相当インパクトが強かったけど、今作はあの映画のパイロット版みたいな作りになっていて、とても引き込まれました。たった15分しかない作品ですが、内容的にも、技術的にも、見る価値のある作品です。多くの人に強くオススメ出来ます。

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