「まあだだよとまだ言ってほしかった」
黒澤明さんのドキュメンタリーを見てすぐさまレンタルへ走りました
『影武者』『乱』を手にし他にもと思い目に止まったのがこの作品
持ち帰り何から見ようかとひとしき…
黒澤明監督・脚本・編集によって製作され、黒澤明の遺作となった1993年の日本映画
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夏目漱石の弟子であり、芥川龍之介の兄弟子だった内田百間と門下生との交流を描いた作品。日本映画史上最高の監督である…
「作家とおやつ」というアンソロジーの内田百閒の文章が良くてそう言えば黒澤明の『まあだだよ』見てなかったなと思い図書館で借りて観た。「七人の侍」「天国と地獄」など黒澤映画は子供の頃から見て「影武者」の…
>>続きを読む巨匠黒澤明監督の遺作がまさかの日常系となったのも何かの運命なのか。戦争が背景にあるもののダイナミックな描写もなく社会に何かを訴えるものもない。群像劇ではあるが悪役はおらず陰謀も駆け引きすらない。ただ…
>>続きを読む文筆活動に専念するために大学を辞めた百間先生の家を舞台に、自由な人生を謳歌する先生とその門下生との交流を描く。
空襲による家の焼失、摩阿陀会の発足、不動産騒動や愛猫の失踪騒動などの出来事はどれも地…
内田百閒の随筆をもとに、百閒の日常、弟子との交流を描いた、黒澤が脚本・監督した遺作。内田百閒といえば清順の「ツィゴイネルワイゼン」を思いださせるが、本作には、百閒の作品には触れていない。かなりお花畑…
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