25年くらい前、近所の、レンタルビデオ屋さんで借りて、鑑賞。当時は、黒澤明にハマって、多くの作品を観て、関連書籍も多く読んだが、その興奮も、完全に冷めた今、この映画に言えることは、武満徹だったかの、…
>>続きを読む○痛みも喜びも夢も地続きの世界観
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雑感↓
時の移ろいの中の個人の在り方の1つのカタチが見られる。
そして、この作品は主人公はおらず、たまたま同電車内に乗り合わせた様な人らで形作られている。…
この映画は心温まる人情劇ではない。街に住む人々の人生を淡々と描く冷たい映画だ。
悲惨で目を閉じたくなるような話ばかりだが、千切れそうでぎりぎり繋がっているような愛をかろうじて感じることは出来る。し…
過去鑑賞。黒澤明1970年監督作品。頭師佳孝、菅井きん、殿村敏之主演映画。
山本周五郎の小説『季節のない街』を映画化した黒澤明監督初のカラー作品。
戦後のスラムを舞台に、電車バカの六ちゃんを取り…
個性的な人達が面白おかしく盛り上げていく
前半は笑えたけど徐々にこのままでいいのかという不安に駆られ、最終的に良くも悪くも変わらない人達だと気付く
人生どこに幸せを見出すか
夢で逢えるのは生きている…
私が鑑賞した黒澤明作品の中では、赤ひげと同様に群像劇の色が強い作品だった。
ただ赤ひげのように、オムニバス形式に一つ一つ解決して行くというよりは、複数のお話が並行して進んでいき、特に干渉し合う訳で…