見栄っ張りのコミカルさ、北野武に通じる
時代の境目で没落する家の哀愁
最初の野球の集合写真のシーン好き
ミシンとお経やばすぎる
「始」!!!!
まさしく見田宗介の言う「人々が理想を生きようとした…
「小原庄助さん」と村のみんなから呼ばれている左平太(大河内伝次郎)はひとに頼まれると嫌とは言えず寄付やらで実は家は火の車、そんなことを少年野球やら婦人会のミシンやら村長選挙などの他愛もないエピソード…
>>続きを読む初見。小笑エピソードの積み重ねは、いやがうえにもタチ『ぼくのおじさんの休暇』を連想させる。すごくぜいたくな時間感覚を味わえる映画。
話だけ見ると不幸なのだが、そうは見せない清水宏の手腕にすごみを感じ…
田舎村のええとこの坊として生まれた
杉本左平太が、
家柄という垢に囚われて
庶民のように働くこともできずに
周囲のおだてに乗って金を使い果たし、
金目のものを売り払い、
本は若者に、
ロバは子どもに…
全てが愛おしい傑作。
相米慎二ほか、日本映画のベストに推す人も多いようです。
地方の古くからの名家の何代目かの中年の旦那、杉本佐平太。
映画は朝から風呂に入ってる佐平太から始まるごとく、朝寝朝酒朝…
デジタル
笑いと哀愁のバランスが素晴らしい。
小さいエピソードを繋げていって一つの映画が作られてるのだが、結婚式でカステラとコーヒーが出て来たり、村長選挙があったり、農村文化のどったらこうたらでダ…
流れるようなカメラの移動がとても心地よい。
ちょっと早めのタルベーラのような心地よさを感じるカメラワークの中を、人が生きている。
見ている時は流れていく庄助さんをカメラワークでも表現しているのだろ…
横移動の中で人が溢れかえっていたのに、どんどん人が去っていきついには屋敷に一人残される。
二人の泥棒をえいやと投げ飛ばすのは大河内傳次郎にしか許されないでたらめさで感動する。
ロバが一人で家に帰るシ…
No.4562
あの相米慎二監督が選んだ、邦画ベストの中の1本。
始まり方と終わり方がとても洒落ている。
そもそもが、清水宏監督の映画は、カメラの動きが異常に美しい。
構図が神々しいまでに決…