とにかくこの開け放たれた空間の快感、それが主人公の無防備な気前の良さとつながる。朝寝朝酒朝湯といえば、戦後の小津(清水宏の同僚)の日常だそうだが、あの戦争を生き抜いたご褒美としての戦後であり、戦後の…
>>続きを読む小原庄助さん 何で身上潰した
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで
それで身上潰した
ハァ もっともだー もっともだー
代々続く庄屋で家柄の良い杉本家の左平太は、寄付を頼まれればお金を出すほどのお人好し。し…
ユーモラスでありながら旧家の没落、戦後の新文化の侵食が描かれる。ゆるい気持ちで観ていたけど藤井仁子先生の解説を聞いて、深みのある作品だと後からじわじわ来た。大河内傳次郎という配役をはじめ、金玉自打球…
>>続きを読む『小原庄助さん』清水宏特集@シネ・ヌーヴォ。誰でも知ってる民謡の一説を下敷きにしたとぼけた庄屋の話だが、戦後の農地解放や農村の民主化の波、家柄の崩壊や文化の変革といった背景を織り込み、変わりゆく日本…
>>続きを読む廃れゆく名家の男。家柄という垢。ヒビの入った家紋入りの瓦や柔道場の名札で哀愁を感じさせるが、悲劇に偏りすぎないこの絶妙な雰囲気が見事。馬ではなくロバなのが、小原庄助という人間を象徴している。こんなに…
>>続きを読む朝寝・朝酒・朝湯が大好きなために「小原庄助さん」と呼ばれた旧家の主が没落するまでを描くドラマ。と言っても悲劇ではなく、ユーモアのあるコメディ調の作品です。
予備知識が無かったので、民謡に歌われた「…