これを作った時の黒澤明の心境をつい考えてしまう。
あまりにも漂白されすぎて宗教じみてる集団や共同体の描き方は何なんだろう。
狂気的な宴会のシーンは単純に活劇を求めたのか、それとも何か含みがあるのだろ…
黒澤明の遺作
なんか言葉がうまい人の話ってずっと聞けちゃうよね。先生まじリスペクト
でも元生徒たちの先生への気持ちがあまりに真っ直ぐで引くぐらいだったな。現実というより理想像みたい。所ジョージってめ…
たしかに説教臭いという印象は否めない。
でも、どこかこの時代・この関係を羨ましく思う気持ちが起きてくるようだ。
ウェットで密な関係性。
今からでは忌避の対象以外なにものでもないのかもしれないが、こ…
このレビューはネタバレを含みます
専業作家になってからの内田百閒と、ドイツ語教師時代の教え子たちとの交流を描いているのだが、どうしても孔子と弟子やキリストと信徒の関係を想起してしまうし、一組の分かりやすい悪者以外は徹頭徹尾善人しか出…
>>続きを読む黒澤の遺作。
徹頭徹尾説教。
黒澤らしくない現代的な作りの映画になった。というより一周回って原点回帰なのかな。
妙にガヤガヤしてる。みんな気味が悪いくらい先生を慕うから身震いした。
面白くな…
久々に良い映画を観たので、感想。
最近は「古き良き日本」という言葉にさえ、半ば反射的に嫌悪感や怪しさを抱くようになってしまった。
昭和の時代はハラスメントが横行し、人々の人権意識は低かった。今の価…