2020年 鑑賞
内田百間先生の随筆を原案に、黒澤明氏が映画化した作品。黒澤明氏監督生活50周年、通算30作品の記念作品として制作も、次回作の準備中に亡くなったため、遺作となった... 黒澤監督、…
ユーモアとリスペクトなんだと思う
「本当に好きなもの、本当に大切なもののために努力しなさい」
生きていく上で、ある程度「メッキ」がないと壊れてしまいそうとも思うけど、「金無垢」でいられること、い…
黒澤明の遺作になった作品。
これまでの画面から出てくる怒りや覇気などがまるでない。
どこまでも優しい憧憬あふれる仕上がり。
教師の道を退職する内田百けん。
彼の教え子たちとの会話のみで構成されてお…
最近内田百閒の本を読んでいて、この映画が百閒先生の話だと見かけて鑑賞。
なんか、これ、映画としてやる必要ある?みたいな気もしなくはない。
百閒先生が本に家が3畳くらいと書いていて、まさかと思っていた…
内田百閒が主人公。内田百閒ってこんなに生徒たちに慕われてたんだなー。摩阿陀会でこんな会話してたんやー。こんな家に住んでたのかー。猫がいなくなった時こんなに悲しかったんだなー、って。繊細で思いやりのあ…
>>続きを読む黒澤明の時代劇は好きだが現代物は「生きる」の冒頭が若い頃の肌に合わず挫折して以来ほぼ観てなかった。
普通にいい作品。私の映画嗜好もだいぶ年季が入ってきたのもあり味わい深く観賞。
香川京子が素敵。…