江戸の悪太郎の作品情報・感想・評価・動画配信

「江戸の悪太郎」に投稿された感想・評価

最後に唄と踊りあり、わっしょいとヒョットコ無し、勿論恋有り!
いわゆる「貧乏長屋の人情話」ですね。

(単に好みの問題ですが)話も主人公もキレイ過ぎて、そこまでのめり込めませんでした。
強いてお気に入りの場面をあげるなら、金貸しのばーさんが葬式で弥一を慰めようとするシーンがちょっと可笑しかったです。

クライマックスの道満たちとの衝突場面、「手代木家の浪乃の身柄はこちら側にある」というカードはもう少し上手い切り方をしてくれれば、より盛り上がったんじゃないのかなー…などと思いました。
大友柳太朗主演の娯楽時代劇
貧乏長屋で暮らす人々の暮らしを中心に、その長屋取り壊しの危機や、それを画策する悪人との戦いを描く
出演者的にもそんなに力が入ってはいない、大量生産された時代劇作品の一つかと思われるけど、なかなか明るく爽快で温かい、娯楽映画としては十分面白い
そんなバカなっていう展開もなんか許せちゃうファンタジー感が良いです
ただこのタイトルの意味はよくわからない、マキノ監督自身のリメイク作らしいけど、悪太郎って誰だよ的な、主人公はむしろ正反対です
yuka

yukaの感想・評価

4.4
正月にふさわしいめでたい映画だった

「先生」と慕われる三四郎も最後まで期待を裏切らない人格者で安心してみれる
物語が古臭くて印象に残らない良作。確か去年観たばかり。記録しておかないと何度も観てしまいそうなので記録。
古臭いというより、古い邦画が好きな人がいかにも好みそうな感じかも。
「名脇役列伝I 浪花千栄子でございます」@シネマヴェーラ渋谷
-名脇役列伝Ⅰ- 浪花千栄子でございます
@シネマヴェーラ渋谷
さすがはマキノ雅弘の職人藝。上映後次第に場内に明るみが戻る中でそう唸らされた。
戦前の時代劇全盛期と違い,保守的な映画作りが目立った戦後の時代劇の数々の中にあって,それでも清新な人間ドラマを撮り得た数少ない一人がマキノ雅弘であったろう。東映在籍の50年代は,氏にしては燻っていたとも言える万全でない期間であったが,『仇討崇禅寺馬場』を始め快作を物にしてもいる。本作はその中の一本。戦前にアラカンを主演に撮った作のセルフリメイクである。
マキノ雅弘という人は時々策に溺れることがあり,本作も序盤には器用な人ならではの過ぎた遊びがちょくちょくあった。しかし物語が着々と転がり始めるにつれ登場人物たちの緊張感は増していき,その各々の魂が遂に一つのグルーヴを生む。これは構成力や語り口だけに依るのではない。マキノ雅弘という,徹底して人情の世界に遊んだ人の人間観察の集積がこれを可能としたのである。たかが娯楽映画と侮るなかれ。仮令この作品を感傷劇と蔑んだところで,これを撮らせた人間観察の視力までを嗤える者は,平凡な社会人の中には居やしないのだから。