常盤貴子は心に隙間を抱えた主婦ということなんだろうが、語られない部分が多すぎてひたすら何がやりたいのかわからない映画という感想だった。まあ平凡だけど満たされない主婦の心の空虚感を描くとこういうぼんや…
>>続きを読む傷どうしたのって聞かれて
「近所の猫をいじって」
「気を付けないと。いろんな猫がいるから」
みたいなやりとりにちょっとぞわっと。
単純に常盤さんが本当にコワイ。
そのコワさを楽しむことができた。
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池松壮亮、常盤貴子、ストーカーくらいのワードで記憶していた作品
演技や演出で伝えればいい事柄を台詞や独白で口に出させたり、劇伴だったり、説明が過ぎるというか説教臭いというか
どうもアレだな…と思…
優しい夫、可愛い娘、傍から見れば幸せな家族、
でも昼間っから、ワイン片手に独り呆けている小夜子の虚無感。
あまりに普通のことのように行われるストーカー行為が静かに戦慄!!
「女の本質は狂うことだ」…
こわすぎる ストーカーが怖いわけじゃなくて 雰囲気とか流れとかが怖すぎる この平穏、不穏すぎると言っていいのか
いや不穏すぎてなんか楽しくもあったけれども最悪の気分になっている
主要人物でまともな人…
大人のテヘペロ話。
でもテヘペロの奥にはたくさんの小さな自分が潜んでる。
結局周りのものは壊して、自分は被害なし。
こうやってこの人は、何の気なしに周りを巻き込んで、人を傷つけて生きていくんだ…
(C) 2016 『だれかの木琴』製作委員会