1919年、第一次世界大戦の爪痕に苦しむドイツ。アンナは婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くし、今は彼の両親と亡き彼の姿にすがるように悲しく生きてきた。毎日かかさぬ彼の墓前に向かう道すがら、謎め…
>>続きを読む仏人青年に息子を投影し心を癒される両親
心優しい仏人青年の戦争への悔恨と苦悩
教会で懺悔をする儚くも美しい残された婚約者
車窓に映る戦争の傷跡
マネの絵画が意味するもの
「息子を犠牲に酒を飲むのが…
12/39
評価の難しい映画。
友人の正体はわりと早めに推測がつくけれど、ドイツにいる間はほどよい緊張感と静かな余韻があり心地良い。
ただ、パリに行ってからがいまひとつ。
展開が必然性に乏しく…
喪失感、愛を感じた瞬間、絶望と混乱、そして再生への希望。
ひとつひとつの感情の細かい粒子までが、くっきりと目に見えるような映像美に惹きつけられました———穂村弘(歌人)
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©2015 MANDARIN PRODUCTION–X FILME–MARS FILMS–FRANCE 2 CINEMA-FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU