未来世紀カミカゼの作品情報・感想・評価

「未来世紀カミカゼ」に投稿された感想・評価

根がお洒落なもので、このような作品にはビキビキに反応してしまう。低予算なのだろうが、衣装やセットに一切手を抜いていない。アパートの呼び鈴の汚さすらひどく可愛い。そして根がノワール好きなもので、刑事モノ(探偵モノ)としても意識の高さにビンビンに反応してしまう。刑事の部屋はごちゃついてかっこよくなければならない。かなりふざけたムードなので、そこだけが話題にされてしまいそうだが、さわりをみただけで気合いの入った撮影に心踊る。未来なので(1989年)刑事たちはモニターの付いた通信機を拳銃よろしく肩に装着していて、そのモニターの映像やメインモニターの場面が多くあって興奮する。当然モニターにも反応してしまうわたし。ファスビンダーの相棒はRWF組のギュンター・カウフマン。原作は「マルティンベック刑事」シリーズのペール・ヴァールー、音楽はタンジェリン・ドリーム。完璧すぎる。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.0
【ドイツらしさはあるが】
ファスビンダー最後の出演作であるサイバーパンク映画。邦題の開き直り方は凄まじく驚きだ。案の定「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」を意識した作品だが、哲学の深みはなかった。

とにかくサイケデリックで異常な世界観が展開されていた。ただし、工業大国として、ナチス時代を経たドイツならではの機械造形、機械的動きに関しては上記2作品よりもサイバーパンクで面白かった。

未見ではあるが、ひょっとして
「ハイライズ」は本作に影響受けている?