三島由紀夫主演の「からっ風野郎」(1960)と同じように、巨匠ファスビンダーありきの一本。低予算な作りだが、ファスビンダーのヒョウ柄スーツをはじめ映画全体を貫くキッチュでガレージな世界観が80年代サ…
>>続きを読むライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが主演。
近未来を舞台に正体不明の爆破予告犯に立ち向かう刑事モノ。
派手な服装のファスビンダーにニヤニヤ。
あまり観たことない役柄なので新鮮味はあったんですが、…
根がお洒落なもので、このような作品にはビキビキに反応してしまう。低予算なのだろうが、衣装やセットに一切手を抜いていない。アパートの呼び鈴の汚さすらひどく可愛い。そして根がノワール好きなもので、刑事モ…
>>続きを読む【ドイツらしさはあるが】
ファスビンダー最後の出演作であるサイバーパンク映画。邦題の開き直り方は凄まじく驚きだ。案の定「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」を意識した作品だが、哲学の深みはなかった…