このレビューはネタバレを含みます
罪を犯した主人公がおばあちゃんとの交流で心を取り戻していく話。
罪を犯してしまった側に焦点を当てていて斬新だった。
家族の在り方とか、愛情とかも考えさせられた。すごく良かった。
でもあくまで加害者…
よくある結末が見えるストーリーだとはわかっていても、ばあちゃんの温かさに胸がきゅってなる。
翔人が罪を告白したときも、だらだらと彼の良いところを解説するわけでなく「ぼうはええ子じゃ」というシンプルな…
「ぼうはええ子じゃ」
「ぼうがあの山奥まで入ったとね」
「マジィ〜」
「関係のないもんにはええけど自分が大切にしたいと思う人に嘘はいかんよ」
「シャボン玉みたいなもんかな、風に吹かれてふらふらするし…
窃盗や強盗を繰り返していた主人公が、偶然たどり着いた街で多くのことを学び変化していく主人公の姿を描いた物語。人の優しさに触れ、自らの過ちに気づき後悔する主人公の気持ちが繊細に描かれている。頼る人もい…
>>続きを読む市原悦子さんの坊、と呼ぶ声が耳に残る。
綿引さんの厳しさと市原悦子さんの優しさで主人公の欠けてしまった部分を少しづつ再生するような・・・
人生はやり直せるし、
待ってくれている人が居るということは幸…
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