絶望の日の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『絶望の日』に投稿された感想・評価

2015年4月2日。マノエル・ド・オリヴェイラ監督が亡くなられたその日僕はポルトガルにいました。
ドヌーヴ主演で新作を撮影中というデマを吹き込まれていた僕は「散歩してたら撮影現場に出会したりして」な…

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凡作。

きっと文化事業の一環で生まれた作品なのだろうが、史実の扱い含め全て浅い。馬に対する感性、馬車に対する感性、蝋燭に対する感性、コマ落としに対する感性が足りない。歴史をなぞってみました感。

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3.3
俳優が自己紹介を始め、演じる役の解説をしだす
今どっちの状態なのかが、わからなくなり終始混乱していた
風景は綺麗だった
3.0

最近のレビューだけやたら評価高くてなんか面白い。今は監督の名前に釣られた人が特別上映を見てレビューを書くのが流行りなのもありそう

オリヴェイラはポルトガルに行った時に美術館に特別のギャラリーがあっ…

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4.1

馬車の回る車輪のロングショットはフィルムの回転運動を連想させる。目が見えなくなったことで強く死を愛するようになるカステロには、映画という芸術を奪われたらという恐怖を感じる。
「私がこの森を愛していた…

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4.2
「オリヴェイラ2025」
馬車の車輪の動きを永遠に見ていたくなった。

登場人物を演じる俳優たちが現代の姿で語るシーンと衣装を着て演じるシーンの時の融合が素晴らしい。

すぐれて教育的!
視線=切り返しは断絶であり、時代劇は演じられるものであり、照明は人為的である
(奥にロクソクがあり、手前のナレーターに別の照明を当てる、あるいは狂ったジョルジュの隣の影は別の人の影…

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叙情的な音楽、絵画のような映像美、無駄の無い言葉たち。

女好きで自己愛の強いただの爺さんなんだけどね。

「空も私の魂のように黒く染まればいい」

没後10年 オリヴェイラ特集上映
本作は日本は初公開
煙
4.0

ためらいないカメラ目線。口述筆記する女性を手前に配置し、奥の安楽椅子(?)で葉巻を燻らせる。「庭に続く階段の踊り場」とその階段に配置される複数の人物。冒頭、簡易舗装された道路の上を回転する馬車の車輪…

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撮影監督のMario Barrozo が持っているプリンシパルにすごく共感があってとても面白く見れた。そして特定の撮影監督にそれを抱いたのは初だった。

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