波のした、土のうえに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『波のした、土のうえ』に投稿された感想・評価

o
4.5

このレビューはネタバレを含みます

復興工事の進む陸前高田の人々がそれぞれの記憶を回想する。3部構成。

回想の言葉は当事者のインタビューを元に、映画制作者と当事者が書き直しを繰り返したもの。

『息の跡』や『二重のまち/交代地のうた…

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5.0

パリ・シネマテークフランセーズの配信プラットフォーム「HENRI」にて。2月15日まで無料配信されている。
とても緻密に構成された作品。3つのパートの最初の2つは陸前高田の住民を記録した映像とともに…

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槙
4.5

・曖昧だった記憶が、全てなくなることでひとつひとつ鮮やかに蘇る。
・祭りやるか問題、「春を告げる町」でも印象的であったが、そういう地域の行事を楽しんやりたい人とやりたくない人が共存できていたことは集…

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市原
4.2
小森はるかの作品の中でも自意識としての佐藤真を最も強く感じる
4.1
被写体がナレーターを兼ね、撮影者とある種の共犯関係を結ぶことで、映画の恣意性を程よく排することに成功している。紛れもないドキュメンタリーだと、非常に感心した。
marzo
5.0
流されてしまった故郷を
昔々からある山を削った土で埋めるなんて
地元の方々が望んだ事なのだろうか?
ssss
5.0

ベルトコンベアをみてこんなに涙を堪えるなんて思いもしなかった。冒頭の声と後ろ姿ですぐに『空に聞く』の阿部さんだと気づいた。そうした気づきに深く感動する。「語り」でいまはなきものを想像する豊かさ、本当…

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木木
4.6
震災後に生きる人と町を映像や写真でたしかに、そこにあった記憶、思い出、営みが紡がれる。近すぎず、遠すぎない距離。胸が締め付けれるけれど、心地良い余白のある作品だった。夜道を歩いて帰った。
tBi
4.1
Rec.
❶21.03.08,ポレポレ東中野/特集上映<映像作家・小森はるか作品集2011-2020>
果糖
4.5
自らについての物語の読み聞かせ。はなればなれたちの契機としての無償労働。画面に映し出された記憶のまえでうごめく手。映らない顔。雪。盛られる土。

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