車のおそらく後部座席にカメラを据え、車道で堂々と映画について語る二人を捉えたショットがすごい。その後二人は車道からはけてカメラは凱旋門にパンする→リヴェットの映画での凱旋門のシーンに繋がる。リヴェッ…
>>続きを読む昼は動き、夜はとどまり語らう
リヴェットが「顔のアップは結局使わないな」と言ってる一方で彼の顔をクローズアップしたり、「映画の中の環境に入り込むことはできない」って言ってる時に引きの画で撮ったりし…
ひさしぶりに新文芸坐シネマテーク。映画も講義の内容もめちゃくちゃ面白かった。
元カイエ・ドゥ・シネマ編集長セルジュ・ダネイがリヴェットにインタビューする形式で、リヴェットは映画で他者をどう描いている…
以前に観たことが有ったか、どうもはっきりしないのは、回顧の会話主体の番組の必要を感じてなくて、上映の間楽しんだかが全てでは、と思ってるせいと(事実、過去何回か聴いた大寺さんの解説?には全く面白…
>>続きを読む第二部、夜景から急に目醒めました。
夜景の冒頭からとんでもない金言をリヴェット様が仰っておられました。
「映画作りには出会いが必要」らしいです。とにかくたくさんの様々な人と出会う必要があって、一般…
我々は映画や絵画において、他人という人間の内面や感情を描くことができるのだろうか。または描くことは許されるのだろうか。
表情や演技を通して登場人物の人生に想いを馳せることができる、演じることができ…
リヴェット、顔はどことなく植木等に似てるのにめちゃくちゃ責任感強そうで流石だった。確かに知的な受け答えが続くが、ゴダールやトリュフォーよりも聞かれた事に答える、しかもなるべくなら分かりやすく伝わる様…
>>続きを読むアーティスティックでありながら、やはりおそろしく俯瞰的な人だった。
映画制作に対するリヴェットの倫理観や美徳についてすごく深く言及されていて印象に残った言葉たくさんあるけど長くなるから割愛。とりあえ…