ヨーヨー・マと旅するシルクロードの作品情報・感想・評価・動画配信

「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.5
ヨーヨー・マが2000年に始めた「シルクロード・プロジェクト」を追ったドキュメンタリー。

全体のMCで入るヨーヨー・マは今の年齢だけど、作品のほとんどは20年前、若い頃のヨーヨー・マだ。

シルクロードを結ぶ国々の伝統楽器を弾く一流アーティストがヨーヨー・マの元に集い、即興演奏からグルーヴを作っていく様子は、演っている方も、聴いている方も気持ちいい。

私の友だちのアーティストも台湾のアーティストとコラボしたりしてるけど、その国にいると「伝統音楽」の中で縛られているのが、他の国のアーティストと自由にコラボしていく中で、新しい魅力が生まれていくのが素晴らしい。

今音楽業界はコロナのせいでコンサートもライブも出来ずに瀕死の状態で、”We Need Culture”のハッシュタグも盛り上がってるけど、作品の中の”Culture doesn’t end.” という台詞が心に残った。
音楽を介しての自らのアイデンティティを探す物語。
私はどこから来て、何をして、どこへ行くのか。
冒頭、笑顔の演奏が素敵。
芸術には、国境も人種も全ての隔たりは無いと改めて感じる。
kakko

kakkoの感想・評価

4.2
素晴らしかった!

印象に残った言葉。
「私たちは探究をやめない。すべての探究の終わりは、いつも始まりの場所にたどり着く。そして、その場所を初めて理解することだ。(T.S.エリオット)」ヨーヨー・マが好きな言葉から
「父はいつも帰るのではなく離れようとしている。音楽からもひとつの曲からも離れることで、再び故郷に回帰できるんだ。」(ヨーヨー・マの息子の言葉から)
それぞれミュージシャンが素晴らしい

伝統が技術をもたらすが、新しい事を始めると伝統が足かせにもなる
その積み重ねが文化の地層を作ってるんだと気付かされる

地層の間をなぞる川の旋律に酔いしれる
子供の頃から天才と評価されているヨーヨーマの人成りが理解出来た。
ちょっとイタいけど、悪い人じゃないみたい。
コンセプトや曲が素敵。
グローバリゼーションが文化の均質化だけでなく、更なる多様化と混淆にも繋がると思える活動。ケマンチェ奏者の「誰でも幸福も不幸も経験する、それが生と死の間(意訳)」という達観した言葉が困難な人生を物語ってた。
私はチェロをやってた頃にヨーヨーマを夢想していたのでめちゃくちゃ贔屓目に見てしまいますね。

現在(2020/05/01)は新型コロナで混乱と分断を極める中で被ることが多く、芸術や文化の意義、そしてアイデンティティ、また越境する意味など示唆的で優しくユーモラスな彼と彼らのスタイルはヒントも多くてオススメです。
かに

かにの感想・評価

4.0
恥ずかしながらヨーヨー・マがこんなに素敵なプロジェクトに携わっていたことを今まで知らなかった。
見たこともなかった各国の民族楽器をたくさん知れて楽しかった。そしてそれらを融合することで生まれる、今まで体験したことない、でも聴き心地の良い音楽が本当に素晴らしい、かっこいい。いつまでも聴いていたい。
母国に対して悲しみや複雑さを背負いながらも、自分のルーツを大切にする人々がたくさん出てくる。彼らが音楽を用いて異なる文化の人と笑顔で交流している姿を見ると、「音楽の力で世界を平和にすること」って単なる夢物語じゃないのかも、と希望が湧いてくる映画。

ヨーヨー・マの弾くチェロ、上手いとかいう次元を越えてめちゃくちゃ生きてる…。楽器に生命力が宿ってる…(??)
タイトルの通り、音と共に音楽と情勢と文化を照らすドキュメンタリー。
見聴きしたことない楽器がいくつも登場し、シルクロードに位置する国々の革命から始まる思いが語られます。
さすがHBO作品は社会問題を織り込むのが上手い。ブレイクダンスで演じられる白鳥の舞がかっこよかった。
FSC1997

FSC1997の感想・評価

4.0
The musician, humanist, and cellist, Yo-Yo Ma with his companion of ethic musicians from all over the world. The band was called silk-road project that Yo-Yo and the crew spent more than a decade of filming as documentary. Despite of the musical challenge and direction, this film spots on life and identity of those musicians from different backgrounds. They make us think about freedom of speech through music and human dignity.
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