フリーなんで渡哲也が松竹映画に出てるんだと。黒澤明の「野良犬」をリブートさせた感じでオリジナルな作品ですね。しかし渡哲也のギラギラ感と追って追ってドラマが間に挟まる感じの作品。新宿コマ劇場前が観れる…
>>続きを読むこの映画が制作されたのが1973年。日本が戦争に負けたのが1945年なので、敗戦から28年後。ロケーションで川崎の駅前や新宿の小田急百貨店の前や東口の映画の看板やコマ劇場の前が出てきて、この頃は汚い…
>>続きを読む森崎東の中でもシリアスである異色作。しかし警察署で手錠された若者たちが沖縄の歌を壁越しに歌い合う所は従来の森崎東によって表現される「命の輝き」が存分に発揮される見事で感動的なシーケンス。渡哲也が変わ…
>>続きを読む黒澤明が争議中の東宝を離れて、唯一新東宝で製作された作品で権利関係が交渉しやすかったからか。わざわざ松竹がリメイクしたのは何故だろう。反体制の庶民が特徴の森崎とは思えない、つまらなさ。そりゃあそうだ…
>>続きを読む沖縄返還後の日本を舞台にしたプロットは少し雑なものの無茶苦茶面白い映画だった。電車の右移動から、猫を道の反対側に落としてカメラが後ろ側に切り替わるまでの冒頭の流れは、右と左の進む/戻る、手前/奥に人…
>>続きを読む開始数十分、展開自体の説明くささで舟を漕ぎかけたが(空気が薄かったのもあるかも)(いつも眠いんだこのホールは)、若者たちの殺しが始まるとどんどんエンジンかかってくる。それぞれの選択のやりきれなさと、…
>>続きを読む冒頭のあたり真っ暗で面食らうけどフィルセンフィルムにビンビン感動、哲と芦田伸介の黒い脂顔のパワー。森崎作品の役者たちが随所でパンチのある登場も嬉しいが、拳銃の6発を絡めた6人の沖縄の若者たちと、それ…
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