なんとなく先がわかってもずっとちゃんと辛かった。
食料の配給の場所で、女の人がたまらず、缶を1つ開けて手づかみでお腹を見出そうとするところはちゃんと辛かった。
セリフでもあったが、役所での手当のやり…
あまりにクソな役人の対応にとうとうキレた大工のダン爺さんは、役所の壁にスプレーでデッカク落書きしちまった。
I’ DANIEL BLAKE
Demand my Appeal DATE Bef…
救いが無さすぎるが、現実にもありそうな話。福祉が届けるべき人に届かず役所はふんぞりかえるというよくある左寄りの話の究極版。
ある程度の知力が無いとそもそも申請が出来ないというのも皮肉な話。
行政もあ…
家族を想う時よりも制度の話が多くてちょっと理解するのに頭使ったけど、後半が面白かった。
ダニエル、めっちゃ愛せるので切ない。
映画じゃなくて現実のことを色々考えちゃう。
壁の落書きめっちゃ良かった…
新川和江の「私を束ねないで」を思い出す。
私たちの中で、ダニエル・ブレイクの結末を「幸福だった」と言える人は、ほとんどいないはずだ。
そして、自分があの立場になりたいと望む者を探すのは、さらに難し…
この作品の次作「家族を想うとき」もいろいろ考えさせられたなぁ〜という印象があるのだけど、そこから時を経て、私自身も社会課題に取り組む立場となった上で、ようやく本作を視聴できた。今回もいろいろ考えさせ…
>>続きを読む老害扱いされてる人の中にもダニエルみたいな人はいっぱいいるだろうし、役所側の融通の効かなさにはイラつくけど、でも例外は作れないってのも理解できるから、やるせなさが残った。個人的にはデイジーが一番可哀…
>>続きを読む© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016