ぼくの家族と祖国の戦争の作品情報・感想・評価・動画配信

『ぼくの家族と祖国の戦争』に投稿された感想・評価

真一
5.0

 本作品は、他民族を嫌悪し、憎むレイシズムを「私たちの心に巣食う病」として描き出すとともに、私たちの心のさらに深いところに灯る「ヒューマニズムのかすかな光」に人類の希望を託す、デンマークの傑作映画で…

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ユアン・マクレガー似(‼︎)のお父さんに最初は批判的だった息子のセアンが、目の前の命を助けるために行動する。
「あの時はああするしかなかった」と言い訳せずに行動できる勇気を持ちたい。
sunny
4.5

ドイツ占領下のデンマークでの差別されたドイツ難民の子たちを助けようとする学校の校長とその家族の話。
家族を守るか、子供たちを救うかというとんでもないジレンマに立たされてしまうというのがとても苦しく、…

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3.1

デンマークでは自戒の意も込めてこのときの対応を映画化し国民に知らしめたよう。教育にも使われている映画のよう。

同調圧力、憎悪、嫌悪。
正義はその時の環境とその人の心境でその境界がズレてしまう、その…

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「もしこの世に正義があるとしたら、唯一それは目の前の命を助けることだ」と言った中村哲さんの言葉を思い出します。でも普通にその正義をつらぬこうとすることが、こんなにも危険なことになってしまうのか?戦争…

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砂凪
3.9
戦争は人の心を病気にさせるものだと痛感する。どの国でも2度と起こしてはならないんだ、
Yuri
5.0

憎しみの連鎖。どちらの気持ちも分かる辛い実話だった。戦時中、ナチスはドイツ国内の困窮にもナチス関係者にならない限り、手を差し伸べなかった印象があるが(クラウス・コルドンの「ベルリン三部作」)、国外へ…

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ねこ
3.7

そのさなかでは非難されたことも、「歴史」となってから評価される場合がある
まだ幼い息子の純粋さゆえの選択、持ち続けた良心、そして理解した人としての本当の正しさ
戦争がすべてを蹂躙していく中、「仕方が…

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大人の立場も子供の立場もそれぞれがしんどい

まだきれいに話がまとめられてる方で
実際はもっと酷だったんだろうな
ka
4.5

心を持つ人間としての在り方、祖国を持ち戦時を生きる人間としての在り方
どちらの言い分もわかるけど何が正しいのかわからない

どうしても難民を助ける家族寄りの目線になってしまうけれど、例えば医師である…

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