ロバート・ライシュ: 資本主義の救済の作品情報・感想・評価・動画配信

ロバート・ライシュ: 資本主義の救済2017年製作の映画)

Saving Capitalism

製作国:

上映時間:90分

3.6

「ロバート・ライシュ: 資本主義の救済」に投稿された感想・評価

かずい

かずいの感想・評価

3.3
自由市場、グローバル化に備え、企業強化のために税制優遇、企業の言い値を許した結果、中間層が減少し貧富の差が生じてしまった。3年前のドキュメンタリーだが改善した様子はない。

このレビューはネタバレを含みます

ピケティの21世紀の資本と言っていることはほぼ同じ。
富裕層に課税して貧困層を救えっていう。(超乱暴)
論としてはアメリカの企業ロビー活動が民主主義をねじ曲げているという話。

個人的にはアメリカの現況てこうなっているんだなぁというのがよくわかった。
コロナのおかげもあっていよいよ限界と言われる新自由主義、とっとと崩壊してしまえと思う
20-157
希望の映画
「システムには人々の価値観が反映される」
「負け組の怒りと幻滅は容易に操作されます」
「富が権力を生み、ルールの歪曲により肥大化する」
「金が声だって? そんなわけない」
例えば街で路上生活者を見かけて、心が痛み、自分の月の給料からいくらか寄付し続けていったとしても、自分の雇用が不安定になり、仕事がなくなってしまい、寄付が出来なくなる。そうしてしまうと共倒れになり、結局、誰も救えなくなってしまう。

その前に路上生活者を生み出さないように、雇用や教育、自分の病気を治す医療や福祉は皆んながそのセーフティネットに救われなければならない。

自分や誰かを守るための法律であり政治の役割でもあるわけで、そこに企業の論理が入り込んでしまうと雇用や福利厚生、賃金まで良いように抜け穴を作られてしまう。

大企業の社長やCEOの判断が悪いのではなく、都合の良いように変えられてしまうことで自国民が生きもするし死んでしまう。

政治の話は政治家のカネとスキャンダルに飽き飽きしてしまうけど、ではそれを誰が選んだかというと(貴方ではないかもしれませんが、)国民が選んだ議員。

私も政治に無関心でいられたらな、と思うけど、法律や制度の中で生きている以上、政治とは無関係ではいられない。

それを守るために政権はあらゆることで政権に都合の良いことを推し進めるでしょう。

歴史や教育すら塗り替え、目線を逸らすために路上生活者や人種、女性や子ども、高齢者を引きあいに出し、外に追いやり差別が始まる。

アメリカが通った道は、20年後、30年後日本という国が必ず通る。

右とか左がどうのということではなく、政治に対して、ある程度興味を持っているか、リテラシーがあるか、押し付けではなく、考えているかどうか。政治に詳しくなくても政治に興味を持とうと思った。

作品としても面白いので、良かったら。
ウニ

ウニの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

選挙に行こう!

ロビイストがどのように政治に絡むのかのからくりがわかった。
KS

KSの感想・評価

4.2
“どうやったら、政治家に声が届くのか”をテーマに、現代アメリカにおける格差が広がる資本主義の問題点を描いたドキュメンタリー。

アメリカが舞台だが、日本の状況を見ているよう。新自由主義的な発想で政治が動くとどこの国も同じような状況になるという事だろう。『21世紀の資本』に書かれているように、トリクルダウンなんて起きない。富の集中を容認さるために、トリクルダウン仮説という言葉を作っただけなんだろうなと思ってしまう。

本作の結論としては、いまのルールでは市民の声は届かないが、そのルールを変えるためには市民が社会に参加できる仕組みや組織が作るしかない。


国会中継を見ていて、山添拓議員の質疑がスカッとするのは、市民の声が届いているように感じるからだろうと思った。
メモ

メモの感想・評価

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大企業に勤めてる人とそうでない人の、生涯における「支持する法案が可決する確率」の違い、ちょっと衝撃だった
たぶんどこもそうなんだろうけど低所得・中間層から搾りとられた金が一部の超富裕層や大企業、政治家なんかに吸い上げられてしまう。というようにうまく仕組みが作られている。作りかえられてしまう。
なんかこの人の言ってた「不道徳な経済によって格差が広がってしまうと、向上心は嫉妬に、寛容は憎悪に変わってしまう、そんな国は不健全で団結なんてできない、それにいま搾取している層が潰れたら次はどうなる?怒りが噴出したらどうなる?」ていうのがなるほど、、ってなりました(怒りが噴出した結果、白人低所得者層からの支持でいまの大統領、という流れ)
「財界は金儲けのために最大限の努力をしています。私たちも声と投票用紙で努力しましょう!」という締めがきれいだった。たしかに、本気で金儲け考えてる人たちがいるのに無関心でいたらふつうに負けちゃう
わ

わの感想・評価

2.5
ワシントンは、民衆から離れた孤島のようだと言う。一般市民が願った政策が成立する確率は、ほとんどないというデータを見せながら、それでもなお、”民主主義”を実現させるため、我々が組織的に声をあげ、行動し、投票することの大切さを説く。歴史的にも、経験・克服してきたと。その姿には考えさせられる。
Chisato

Chisatoの感想・評価

3.6
今の時代だからと父に勧められて鑑賞。日本はアメリカの後追いだと。アメリカほど政治への献金が入る仕組みで無いと思うが、今の日本にも当てはまる資本主義の現状がわかりやすく描かれていると思った。富の集中、富裕層と中間層の二分化を根本的に改善するのは難しいだろうなぁと、、政治に参加して投票することの意義も改めて実感させられた。まだまだ政治や経済について分からないことが多いから勉強やね〜
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