ファルハディが、一連の作品のなかで描いているのは、広義の意味での「近代的自我」の行方であり、祖国イランの歩みを深く響かせながら、登場人物たちに宿る空虚さを重要なテーマとしているように僕には思える。
…
これまた興味深いテーマだこと。正義のために復讐すべきか、許しを与えるべきか。エマッドが間違っていてラナが正しいということではないと思うけど、誰のための正義なのか、そこが一番重要なのかなと思った。
日…
この作品の物語は、主人公の夫婦が舞台に出演している「セールスマンの死」とリンクしているようですが、その原作のあらすじすらわからないので、少し残念でした。
ただ、人間関係の微妙なズレが加速度的に拡…
以前に観たのに
全く記憶に残ってないので再び視聴。
やっぱりこの監督さんはすごい👍
毎回、人の奥底にある利己的な本質を
見せられて重たい気持ちになり、
観終わった後いろいろ考えさせられる。
幾つ…
うお〜面白かっただけに惜しい…!
サスペンス色入れられるとそっちを完結させてくれないとテーマが伝わりにくくなってしまうな。
宗教観における女性の不利な状況とか正しさとはとか住宅とか制度とか貧困と…
こんな言い方はどうかと思うけれど、悲劇であると同時に喜劇であるというか、終盤の絵面がめっちゃシュールに思えてしまったのは、劇中劇のせいかもしれない。
イランという国の社会性や、夫である主人公の徐々に…
これで未鑑賞のアスガー・ファルハディ監督作も最後。
引越し後に起きたとある事件。犯人を探していく中で夫婦には少しずつズレが…なお話。
正義感って大事だけど、過度な正義感って一体どうなんだろうか…
◎ アーサー・ミラーの戯曲'セールスマンの死'の劇団の上演と絡めながら現実の過酷な人生と交差していく。
悲惨な現実が主人公を復讐に駆り立てる。
復讐をして目の前で苦しんでいる加害者の姿を見ても決して…
(C)MEMENTOFILMS PRODUCTION?ASGHAR FARHADI PRODUCTION?ARTE FRANCE CINEMA 2016