ナタリー・ポートマン演じる地味なバレリーナのニナが、主演に抜擢され、初演で成功をおさめるまでのストーリー。
主役を演じるプレッシャーにのしかかられて、ニナの精神は次第におかしくなっていく。
映画…
ヴァンサン・カッセル、私は貴方が嫌いです
いつまでも子供扱いする親にストレスを抱えつつ、舞台バレエの白鳥の湖で大役をゲットする可愛いナタリー・ポートマン。
大役に応えたい気持ち、親や新しい同僚、…
選ばれた者と選ばれなかった者
「緊張して胃が縮んでいるの」と言ったら期待に背いたとしてケーキ捨てようとするのは怖いな。過保護過干渉、ステージママというらしい。規範的善意空間の居心地の悪さ。
ささく…
オイディプス神話のように、象徴的な意味での父殺しを描いた名作は『ブレードランナー』(リドリー・スコット監督, 1982年)をはじめ数多くあるいっぽうで、母殺しを扱った作品がそれほど多くないのは、ジェ…
>>続きを読む母親から求められる少女像、母親からの支配、性的なことに消極的、なんなら嫌悪
それら白鳥役の自分を解き放ってくれるのが黒鳥役の内なる自分
母親に反抗し、性に奔放で、白鳥の皮を破り殺し黒鳥に生まれ変わる…