阿修羅/ミラクル・カンフーの作品情報・感想・評価

阿修羅/ミラクル・カンフー1980年製作の映画)

THE CRIPPLED HEAVEN

製作国:

上映時間:93分

3.4

「阿修羅/ミラクル・カンフー」に投稿された感想・評価

腕のない男と足が不自由な男の2人だが、力を合わせれば一人前のカンフーマスターになれるというアドバイスを履き違えて、特撮ヒーローの合体ロボットもビックリの上半身と下半身の合体カンフーを生み出した!

「少し手を貸してくれ」
「俺には手が無い」
といううすら寒いブラックジョーク付き
Hiroki

Hirokiの感想・評価

3.0
“びっくり人間”もビックリした驚異の二人ニ腕脚拳!?

なんじゃそりゃ!とツッコミを入れたくなるキャッチコピーだけどその通りでした。日本じゃ撮る事すら許されないような珍作。まさにミラクルカンフー。

ボスの林も含め、ヤバスギルスキル祭り。

なんとも言えない映画。。
ジミーさんの片腕カンフー?あんなの服ん中に片腕隠してるだけじゃん!こっちは両腕がマジでないし、ついでに両脚もねえぜ!!!

レンタルビデオショップには、かような珍作も眠っているということで…マジで両腕欠損マンと両脚欠損マンがカンフー映画やってる。
見たの大分昔なのですごい記憶がおぼろなんですが、各々欠損した部位を補うかのようにパンプアップされた腕や超絶技巧の足技を持ってるんですよね。
日本の伝記には手長足長という巨人伝説があるそうで、案外真実味もあるなという…。

DVDは出てないので、もしこのご時世にVHSを発見したら即買いです。家宝にしてください。あとDVDに焼いて僕にください。
G行為

G行為の感想・評価

2.5
噂には聞いていた珍作。
両腕が無い(実際は左肩の付け根から指のようなものが一本だけ生えている)、脚が細すぎて自立できない(脚に筋肉が無く骨と皮だけ)という、本当の身体障害者2人が主演のカンフー映画。

一応ストーリーの中で、両腕を切り落とされ、脚に毒薬を掛けられ、それぞれ失ってしまうという流れであるが、しかしこれがなかなかどうして、結構アクション役者として動けてるご両名。

腕の無い李はそもそも足が器用だし、首と脇を使った棒術なんてちょっと練習した程度じゃできないほどのスピード。
脚が使えない張は、代わりの両腕がムキムキでちょこまか動き回り、低い位置からパワフルな打撃を繰り出す。

これを見てると不謹慎ながら、自分だったらどっちの境遇が良いか?なんて考えてしまう。
あと、何故か師匠の配役に異様なほど身体がぐにゃぐにゃの特技を持つ、ビックリ軟体人間の爺さんが配されていて、特に戦う訳でもなく、この人は必要だったのかな?と思ったりw。

まぁ、でもさすが大陸的発想というか商魂たくましいというか、この半分見世物的な内容は、他では見られないイロモン作品ではあった。
ただ、話自体がとてつもなくツマラナイのはフォローしきれないが…(^^;)
幼少の頃、よく父親に連れられて通った近所のレンタルビデオ屋さん。
そこに陳列されていた数々のビデオの中で、子供ながらに物凄いショックを受けたのがこのパッケージでした。
両腕の無い男と両足の無い男が向かい合った、まったくもって得体の知れないカンフービデオ。
童心をえぐり去ったそのトラウマ的な記憶とイメージは、今でも鮮烈に残っています。

そして今回、20年以上の時を越え、初めて本作を鑑賞する機会に巡り会えました。
感想としては、これほどのハンディキャップがあるにも関わらず、よくもこんな難儀なアクションをこなし、エンターテインメント溢れる映画に仕上げたなぁということ。
劇中では修行でたくましく成長していく二人が描かれますが、撮影じゃ相当な努力と鍛練を重ねたんだろうなと、その見えない苦労が窺えました。

ツッコミどころ、笑いどころもしっかり押さえてあって(特に最後のビックリ人間ショーとか)、B級感もいい具合に出てたし。

「臭いものに蓋」文化の日本では、この作品が今後ソフト化される可能性は皆無に等しいでしょうが、五体不満足の障害と偏見を乗り越え、スクリーンいっぱいに奮闘する二人を私は心から讃えたいです。
Chihiro

Chihiroの感想・評価

3.0
二人の身体障害者を主演に据えた、日本じゃ多分作れない珍作。
ひょんなことから出会った老人の「一人は両腕がなく一人は両足が使えないが、二人で力を合わせれば一人前の男として戦える」という言葉を受けカンフーの修行に励む二人だが、その「一人前の男」として二人が一緒に戦うシーンが少なかったのが残念。謎のSE付きではあるものの合体して戦う場面もあったので、もう少し二人で一緒に戦って欲しかったかなぁ。
障害者がいたぶられるなど痛々しいシーンもあるが、意外と(?)あっさりしたストーリーでおすすめ。