2024/05/02
人魚の肉を食べて不老長寿になった八百比丘尼をテーマに若松孝二監督らしさのある官能が良いです!
「医者は死ぬのが嫌な人が行く所でしょ」のセリフは何かささりました。
当時新人…
不老不死の八百比丘尼を名乗り現代社会とは断絶されたような暮らしを送る女。浮浪者に犯罪者、行き場のない人間に、異常性欲の中年に。少年少女に。生の証したるセックスのエロティックを軸に呪われた生の世界と死…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「愛のコリーダ」で阿部定を演じてた松田瑛子がコリーダ後に主演。かなりけったいで衝撃的な映画でした。
自称 八百比丘尼の生まれ変わりで比丘尼と名乗る女が、若狭彦神社の境内でご奉仕しつつ、浮浪者や犯罪…
中々の衝撃作だったし設定も良いと思う。
「頼む!犯されてくれ!」
とか
「お金というものは元々なければそんなに欲しいと思いません」
とかやたら印象的なセリフが多かったな。
エロティックな神話のよう…
なんとなく雰囲気だけは、ソレこそ『愛のコリーダ』にも或いは少し後の『ツィゴイネルワイゼン』にだって似てなくはないかな…て感じもするのですね。ただ、そーいった同年代の文芸的な作品と比べると、今作は悲し…
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