不老不死の八百比丘尼を名乗り現代社会とは断絶されたような暮らしを送る女。浮浪者に犯罪者、行き場のない人間に、異常性欲の中年に。少年少女に。生の証したるセックスのエロティックを軸に呪われた生の世界と死…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「愛のコリーダ」で阿部定を演じてた松田瑛子がコリーダ後に主演。かなりけったいで衝撃的な映画でした。
自称 八百比丘尼の生まれ変わりで比丘尼と名乗る女が、若狭彦神社の境内でご奉仕しつつ、浮浪者や犯罪…
中々の衝撃作だったし設定も良いと思う。
「頼む!犯されてくれ!」
とか
「お金というものは元々なければそんなに欲しいと思いません」
とかやたら印象的なセリフが多かったな。
エロティックな神話のよう…
なんとなく雰囲気だけは、ソレこそ『愛のコリーダ』にも或いは少し後の『ツィゴイネルワイゼン』にだって似てなくはないかな…て感じもするのですね。ただ、そーいった同年代の文芸的な作品と比べると、今作は悲し…
>>続きを読む前年に『三日月情話』で浦島伝説を題材にした佐々木守が、翌年、人魚伝説を取り上げて書いたのがこの作品。殿山泰司の名著『JAM JAM日記』のオーラスに、この映画のために福井の美浜町で過ごした数日が登場…
>>続きを読む若松版「スプラッシュ」。ディズニーに怒られるぜ。浅野温子が初々しいというか度胸ありすぎ少女。松田暎子の「愛のコリーダ」後の作品。殿山泰司が今度は相手にしてもらえる。まあなんか若松節で、こういうの好き…
>>続きを読む若松監督はピンク映画出身だけあって全編に渡り濡れ場のシーンがありました。映像にボカシを入れるのは残念でしたがあの時代だから仕方ないですね。
ロビーの壁に若松監督のサインを見つけるこ…