カンゾー先生の作品情報・感想・評価・動画配信

『カンゾー先生』に投稿された感想・評価

malshal

malshalの感想・評価

3.5
柄本明が
ひたすら走っている
映画

麻生久美子

若さがまぶしい

そうか
いつかの
体調の悪さの原因は
カンゾーに
あったのか!
shoepexe

shoepexeの感想・評価

3.7
使命感に燃える戦時中の町医者を柄本明が好演、失礼ながら主演というのが新鮮。デビュー直後の麻生久美子も初々しい。
希望

希望の感想・評価

-
座頭鯨、鳥肌がたった
今村昌平の頭んなかでどんな画描いてたんだマジで
JTK

JTKの感想・評価

3.8
【過去鑑賞】

麻生久美子が乳出したことくらいしか憶えとらん。
なかなか良かったような。
敗戦間近の日本で開業医の赤城は患者の病気を何でも肝臓病と診断する。
そのせいか周りの人たちはカンゾー先生と赤城を呼ぶ。

この敗戦間近という時代が重要なキーワードであり、当時の肝臓病の解決方法が見つかっていない。
だからこそ赤城の肝臓病に対する研究意欲は患者の死をも実験体へと駆り立てる。

今村昌平監督としては病気を喜劇として演出しており、ふとした力を抜ける笑いが有り難い。
戦争の影がちらつく悲劇は喜劇と紙一重の点が実に巧い。

主演の柄本明もこの役にはピッタリだし、野性味あふれる麻生久美子も実に瑞々しい。

戦争を側面から見るという意味では秀作だ。
“開業医は足だ 疲れても走れ、寝ても走れ~”

終戦間近の岡山を舞台にした、コミカルなヒューマンドラマ。

白の上下スーツに蝶ネクタイ。

軽快なジャズをバックに、汗をかきかき往診に走り回る赤城風雨(カンゾー先生)。

肝臓病への飽くなき探究心、地域の人々を守る町医者としての誇り。

名優・柄本明の、胡散臭そうで(失礼)人間味溢れるキャラクターが活きている。

町一番の美少女で天真爛漫なソノ子を始め、生臭坊主やモルヒネ中毒の外科医、妖艶な料亭の女将等々…彼を取り巻く個性的な面々も魅力的だ。

初々しい麻生久美子のあっけらかん艶技、ベテラン松坂慶子の“女の武器”は、思わず笑った。

ラストはアレだけに複雑な気持ちに…💧




太平洋戦争終盤の1945年4月~8月頃の、捕虜収容所がある岡山の離島を舞台にした物話。

カンゾー先生の“カンゾー”とは“肝臓”の事で、
主人公の町医者・赤城が、患者に必ず「あんた、肝臓炎じゃ」と肝臓病にしてしまうので、付いたあだ名である。

私は赤城先生が患者さんに「肝臓炎が移った」とやたらと言うので、
帝大の同窓会の場面までは、てっきりニセ医者の話だと思って観ていた。
ところが、彼は正真正銘の医者だったのである。

きっとカンゾー先生は、実家が町医者だったから東京から戻ってきて跡を継いだけれど、本当は臨床医より、研究肌の人だったのかもしれない。
でなければ、栄養失調で皆肝臓が弱っていたかもしれないが、当時だって他の病気もあるだろうに、と疑ってしまったw。
しかし、カンゾー先生の患者さんへの思いは本物である。
治療しようにも薬をどんどん制限されていた時代に、イチャモンを付けてくる軍医に堂々と言い返し、急患には駆け足で駆けつける。

真面目が取り柄のカンゾー先生の周りには、本来なら町の名士である筈なのに、モルヒネ中毒の外科医や、4人も奥さんを変えた生臭坊主など、戦争中にしては個性的な人が集まっている。

その中でも、19歳の麻生久美子演じる、村の淫売娘ソノ子が面白い。
彼女の家は貧しくて、小さな弟たちからも、
「姉ちゃん、お腹が空いたからインバイしてきてくれ」と言われる特殊な家。
村人からも蔑まれている。

私は本作が今村昌平監督作品だと知らなかった。
いつもは、今村作品は別にエロくする必要の無いところを無理やり淫靡な方向に持っていくのが、あまり好きでは無かったのだが、
今作にも際どいシーンはあるものの、ソノ子がインバイしても、相手に媚びもしなければ、自分を卑下もせず、
子供の様に真っ直ぐな純真さで物事に向かっていくので、エロさが後を引かず、それどころか全体的に爽やかに感じる事ができた。
麻生久美子が棒読みだけれど、ハキハキ台詞を言うので、反ってそれもソノ子らしく見れた。

当時はお医者さんであっても食糧難は同じなのに、軍人が集まる料亭では、酒や贅沢な料理が並ぶ。
カンゾー先生の様なくそ真面目な変わり者や、坊主や麻薬ジャンキーの外科医の様な不良中年たちが、時勢に流されずに思った事を言い、思いのままに行動するところが小気味良い作品だった。
なによりもまず配役の妙が光る。ウィキペディアによれば、カンゾー先生の役はまず北村和夫に打診するも断られ、三國連太郎が起用されるも降板。緒形拳が懇願するも今村昌平が断り、柄本明が演ずることになったという。北村和夫であればもっとカクカクした人物になっただろうし、三國連太郎のどちゃっとした感じもそぐわないし、緒形拳の二枚目も役どころにはまらない。肝臓病の原因究明が日本社会への貢献になるはずだという信念のもと研究に邁進しながらも、戦時下の動乱に巻き込まれていく、瀬戸内の少し気が抜けて飄々とした佇まいの医師という人物像は、柄本明でなければ出なかっただろう。ヒロインを張った若き麻生久美子も、モルヒネ中毒で狂っていく世良公則も、煩悩だらけの坊主を演じた唐十郎も、娼館を経営するしたたかな女将の松坂慶子も、配役がすべてぴたりとはまっていて素晴らしかった(父の代わりに息子をという経緯なのか、役場の金を横領して売春に耽る北村有起哉もいい)。坂口安吾の原作を読んだのはかなり前であまり憶えていないのだが、原作よりもおもしろいのではという感じがした。外国兵たちの捕虜やあちこちで圧政を強める軍部のくだりなど、要素は多いがとてもよくまとまっている。最後の1945年8月6日の瀬戸内の鯨や原爆のきのこ雲の映像はいまからすれば微笑ましいものだが、あの野心は肯定的に買いたい。欲をいえばせっかくの牛窓ロケなのだから、もうすこし瀬戸内の映像が見たかった。あのオランダ兵の捕虜が閉じ込められていた煙突はいまもまだ残っているらしい。
Hina

Hinaの感想・評価

4.1
久しぶりの邦画ꔛ

柄本明さんを見るとどうしてもバカ殿でコントをしている姿が出てきちゃうのは私だけ?ʬʬʬ
たまに本気の演技を見ると圧倒されちゃう:)

彼の声の出し方とっても好み♪
抑揚で感情を表すのは簡単だけど、あえて平坦な台詞回しで重みを出せる人の演技はやっぱり凄いなぁー。

麻生久美子さんの裸はめちゃ綺麗。神様が願いを一つ叶えてくれるなら、あの体下さいとか言いたいꉂꉂ

アイドル路線でデビューして、その数年後には映画で脱ぐとは。
時代は変わったなー

第二次大戦下、肝臓炎が人から人へ感染する病であると、まだ知られていなかった時代。
蔓延する肝臓炎に、危機感を覚え、その研究を国が担うべきと考える町医者。
多くの人に肝臓炎と診断し、あの医師はテキトーだ、カンゾー先生だ。と呼ばれる。

仲間には、モルヒネ中毒の外科医、酒好きの坊主。そして、我儘を言いながらも頼りにしてくれる町の人々、とめちゃくちゃw
でもそこに、当時の無法地帯ぶりが滲み出る。:)

弟妹の食料と、戦死していく人々の癒しために自分の体を安く売る女と、

誰もが自分の事で精一杯なのに、街を走り回り「テキトー」と言われながらも汗を流して診察するお医者さん、

この二人は戦禍の中でも、他人を想い、女はそんな医者に人の優しさを見る。

リトルボーイが終戦を告げても、そのキノコ雲が肝臓の形に見えるラストシーンは、一大事にも頭の中は医療で一杯なカンゾー先生をよく表している。
医師の戦いはまだ終わらない事を伝えてくれるのでした:D
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

4.0
巨匠なのに常にインディーズ感がある作風。
今村昌平凄いです。
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