ワンダー 君は太陽の作品情報・感想・評価 - 52ページ目

ワンダー 君は太陽2017年製作の映画)

Wonder

上映日:2018年06月15日

製作国:

上映時間:113分

あらすじ

オーガストこと”オギー”はふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。 生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同…

オーガストこと”オギー”はふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。 生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同級生たちが徐々に変わっていく…。

「ワンダー 君は太陽」に投稿された感想・評価

観た人ひとりひとりが抱えてる悩みや持っている思いはみんな違うと思うから、この映画を観て感じるものもひとりひとり違うんじゃないかなって思いました。🤔

この映画はきっと今抱えてる悩みとか考えとかの良いヒントになる。そんな感じがしました。🌱
ワンダー良かったです。主人公の少年だけでなくお姉さんや友達の心境を感じさせる演出良かったです。ご都合主義だと思う反面こうありたいと思わせる映画でした。ジュリアロバーツはエリン・ブロコビッチが一番でしたがこの映画の彼女も最高でした。
Sasada

Sasadaの感想・評価

4.4
生まれつき人とは違う「顔」を持つオギー。
彼の苦しみや孤独を描けばいくらでも涙を誘えるんだろうけど、そうしないのが素敵。

非常にフェアに、平等にキャラクターを扱っている点が私は大好きです。

彼だけではなく、
彼の家族にも彼のクラスメイトにも「人生」や「物語」がある。
オギー以外にも優しい目線を注いでいる映画だからこそ、
私たちは涙してしまうのだ。

「その人の成したこと」をちゃんと見ることができる聡明さを身につけ、
時には親友のために立ち上がれるようになったジャックウィル。

集団の空気に惑わされることなく、自分を変える勇気を持つことができたサマー。

善悪の判断基準を自らの手に取り戻し、親切で正しい行動を取れたエイモスたち。

彼らが水辺で並び立つ後ろ姿に思わず涙してしまったのは私だけではないはず。

学校に行く勇気を、クラスメイトと関わる勇気を持ったオギーだけではなく、
彼の周りの子供達もそれぞれに自分を変え大きな一歩を踏み出したのだ。

親友に裏切られることなんか誰だってあるのだと、ヴィアが語るように
オギーの苦しみは、きっと周りの子供達も感じていたものなのだろう。


そして彼らを見守る大人たちは大人たちで、たくさんの不安と戦いながら日々を過ごしていたこともこの映画は忘れない。

オギーを学校に行かせるべきか悩み、
ヘルメットを着けさせるべきか悩み、
ヴィアともしっかり向き合おうとするイザベルとネート。

青春期特有のカーストや自我に戸惑いながら、友情やホームを見つけるミランダ

優等生としての自分と、不完全な自分の間で揺れながら輝く場所を見つけたヴィア

意地悪な男の子として描かれたけど、きっと両親の支配に苦しんでいたのであろうジュリアンにまで物語がある。


つまり彼らそれぞれが、“Wonder”なのだ。

オギーという太陽を中心に(主人公に)描かれたストーリーの周りにはいくつもの惑星が回っている。
彼らが構成するUniverse こそが、宇宙飛行士に憧れるオギーの目的地だったのだろう。

たとえそれが地上あっても、オギーは夢を叶え居場所を手にしたのだと
拍手に沸くラストシーンを見ながら思った。
とても優しい映画でした。
オギーにとってつらいことは出てきますが、決して過酷というまでの厳しさは描いていない。

「自分はこうはならない」と反面教師的なものを提示するよりも、
「自分はこうありたい」という優しさをストレート提示する方が 今の時代らしいのかな。

「おっさんずラブ」なんかでも愛についての乗り越えるべき障害よりも、真っ直ぐに人を愛することを描いて、それが受け入れられてたもんね。

あるいは現実世界がめんどくさいことが多すぎるので、映画ぐらいは気持ちのいいものを見たいというニーズもあるのかも。

わたくし自身、オギーに靴を見られたら
どんなプロファイリングされるのかなww
人間が嫌になった人に
生活が平凡でつまらなく思う人に
ぜひ観てほしいと思った。

大切な家族や友人がいるだけで
自分は十分幸せ者だって改めて思えた。
くらい話かなと思ってたんだけど、以外に明るくてほっこりする話だった。
ぴな

ぴなの感想・評価

4.0
シアター2

オギーだけの物語じゃないし、二面性もうまく描いてて、絶え間なく涙が…
スキップするシーンが凄く良かった。わかるよわかるよー(泣)ってもう心の中で首をブンブン振ったり、頑張れ!って拳握りながらエールを送ったり。
お姉ちゃんにも頑張れー!ってなった。

ジェイコブくんをオーウェン・ウィルソンに似せた雰囲気にしてたせいか、親子って雰囲気が自然だったし、とある界隈にはたまらない小ネタも詰まってたし、なんだから心が浄化されるような映画だった。
子供は残酷でもあるけど、素直さもある分、中身をちゃんと見極めてる。
オギーの人柄が本当の友達を引き寄せたという意味でも、太陽のような奇跡の存在なんだなぁ。

お手本となるべき身近な大人、親がクズだと子供にも影響するけど、それを正そうとしてくれる人がいるだけで、ぜんぜん違うよね…。
校長先生がバカ親の言いなりにならず、正しくあろうとしながらも、ジュリアンのこともちゃんと受け入れてくれたところが、教育者として素晴らしい姿だったと思う。

ジャック役のNoah Jupeがめちゃくちゃ可愛かった!将来楽しみ!
GK

GKの感想・評価

3.8
この種の映画って、少し苦手だったりする。
ともすれば正論やキレイゴトの押しつけをされているような印象を受けてしまうからだ。

「諦めなければうまくいく!」
「みんな前を向こう!そうすれば未来が見えてくる!」
「人生は素晴らしい!」

自分がシニカルな視点をもっているが故に、「そりゃキレイゴトはそうなんだけどね…」と冷めた感想を抱いてしまうことがある。


『ワンダー 君は太陽』もいじめっ子と仲良くなったり最後のシーンなんかは若干その気があったのだけど、他の部分はとても良かったと思う。

何が良かったかって、十歳の少年オギー(遺伝子疾患で顔が崩れている)の周りの人たちが様々な葛藤を抱えているところ。
母はオギーのために自分のキャリアを諦めていたし、
姉はいつも父母がオギー中心なので自分のことを見てくれないことに対し寂しさを感じているし、
オギーの親友ジャックは、クラスメイトにいい顔をするために「仲良くしているのは校長に頼まれたからだよHaha」なんて言ってしまい、オギーが口をきいてくれなくなってしまう。

もちろん1番つらいのは自分の力では顔をどうすることもできないオギーなのだけど、彼の周りの人たちもつらいのだ。

「オギー!君は太陽だ!バンザイ!」と言ってられないときはある。

※近くに座っていた女性が最後のシーンでグスングスン言っていたが、私は姉ちゃんが表舞台に立ったシーンが泣けた


原題は『wonder』なのだけど、邦題は『ワンダー 君は太陽』だ。
この邦題の「君は太陽」に関しては、劇中で明言されてることと、されていないことの2つの意味があるように思う。

1つめは、劇中で姉ヴィア目線で語られる「オギーを中心に世界が回っている」ということだ。
障害を持って生まれたオギーのケアのために、両親は彼にかかりっきりになる。
「弟が欲しい!」と言っていたヴィアはそれを受け入れ、彼女もまたオギーを中心に生活をするようになる。
オギー一家は明るい。オギーが明るいし、家族がそれを心底楽しんでいるからだ。
一方でオギーのために、母はキャリアを諦めたり、姉は寂しさを抱えていたりする。
良くも悪くも、オギーという太陽を中心に世界は回っているということである。

もう1つ、周りの人を明るくするということもあるが、オギーは周りの人を「照らす」存在だということだ。
「照らす」ということはつまり、「素晴らしい部分」「強い部分、あるいは「醜い部分」「弱い部分」が明るみに出てしまうということだ。

オギーの親友ジャックやサマーは、彼を顔で見ず、彼の内面を見て友達になった。
一方でいじめっ子のジュリアンは、彼を顔でしか見ず、彼を執拗にいじめた。

オギーと関わりを持つということは、試されるということでもある。
彼がいなかったら、なんとなく気が合う人と遊んで、なんとなく好き嫌いを感じていたであろうが、
オギーの存在によって「友情ってなんだ?」「普通の人と顔が違うってどういうことだ?」と考えざるを得ない。
そして、その人の本質が表出してくる。


そしてオギーは観客も「照らす」のだと思う。

「あなたはこの映画を観て何を考えましたか?」


最後に、私が「違い」について、1番しっくり来ている一節を紹介したい。
日本とイタリアを行き来する漫画家ヤマザキマリさんのエッセイの一節である。

”私は男女平等というのは基本ないと思っています。
ただ「人間」という平等があるだけ。
性別が何かということは、実はどうでもいいことです。
ジェンダーを取り払って、「人間」なんだからということから私は考えます”
『とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書』より
kokiskk

kokiskkの感想・評価

4.8
顔は過去の軌跡、心は未来の地図。
みんな闘っている。承認せよ。
よく見ること。
ユウ

ユウの感想・評価

4.5
空き時間があり、上映時間で観る映画を選んで映画館で鑑賞。

そして、一言。

良い映画でした。
もう一回観たいと思った。