【男と女の腐れ縁】
成瀬巳喜男監督×森雅之×高峰秀子共演の1955年の作品
〈あらすじ〉
太平洋戦争中の昭和18年、農林省のタイピストとしてベトナムに渡った幸田ゆき子は、そこで農林技師の富岡兼吾…
成瀬巳喜男監督は、戦後の日本社会での女性のポジションをリアルに画いててすごく好印象。
男優の森雅之は大好きなんだけど、この役クソ野郎だったな。
成瀬巳喜男作品らしい、どこか柔らかい美しいショット…
このレビューはネタバレを含みます
富岡、ほんとにろくでもない男だな。
物静かで皮肉っぽく、いかにも深く物事を考えているように見えるのに、女性と二人になると甘いことを言う。その場では本気なのかもしれない。でも、その気持ちを実際の行動…
ストーリー上の決定的な瞬間をあえて描かず、会話劇を構成する身振りの積み重ねにより物語を構成する執念が恐ろしい。
戦後の男女の沼のような不倫劇でありながら、情事が画面に映されることがないどころか、高…
本当に素晴らしい。究極の愛の映画。
はじめは「どうしようもない二人だな」と思いながら観ていたのに、後半は二人が結ばれることだけを願っていた。
二人が線路沿いを歩いてまた引き返すシーン、いつもゆき子…