浮雲に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『浮雲』に投稿された感想・評価

なんて愚かな。でも、みんなそんなもんじゃないですか。戯れ付く森雅之に高峰秀子の「きもちわるい」。ただのクズにとどまらない繊細な演技力、昨今の日本映画で見たことない。
4.8
仏印で出会い、東京を経由して屋久島で終焉する。密林から密林へ。都会の誘惑が2人をダメにする。外套に包まるしかないのだ。

名演、傑作。

このレビューはネタバレを含みます

☆一回目はいつ観たんだろう?文芸坐だったかなぁ?それともシネヌーヴォだったか?
☆本作、昨年七月のユリイカ増刊号「成瀬巳喜男」でも、言わずもがなの傑作という位置付けなのか、豪華執筆陣も本作への言及は…

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5.0

寂しくてダメな二人の行く果てを暗澹に描いた傑作。
ジャン・ユスターシュ『ママと娼婦』のアレクサンドルにも似通う、脆く儚い退廃的な雰囲気で女性たちを魅力する森雅之。
ユキコとの最後の会話も素直な毒舌が…

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ほぼ会話劇だけど退屈な時間がほぼない。全てのショットに意味があるんだなと思わせる。

「絶望なんかしないわ。生きてみせますとも」
共感できない哀れな共依存の果てに謎の感動があった。
戦時中の華やかさと、戦後の鬱屈とした雰囲気のコントラストが凄いなと思った。前半のキスシーンの切り替わりは今見ても斬新。
しづ
4.2

NHKBSでずいぶん前に録画したものを鑑賞。
成瀬巳喜男監督作品を遅ればせながら
始めて観ました。
うーーん、私はちょっと苦手でした。
高峰秀子も森雅之もとっても上手い。
この時代のこのどうしようも…

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戦後の行き場の無さと男女の愛欲。自らの空白を女性で埋める富岡と、彼に惹かれるゆき子。視線の芝居が凄い。想像以上のメロドラマ。どうしようもないのに最後はやるせない。花の命はみじかくて苦しきことのみ多か…

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今から20年前に初見後も色褪せないどころか、4Kでみれるとは。主演の高峰秀子さんやっばり素敵。
初見後、同じ境遇の女性に勧めて観た記憶があるが、共感していた。彼女にかぎらず、本作で救われた女性が数多…

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敗戦後の混乱期の様子がよくわかり、加えてそこを生きていくことの大変さが良く伝わった。米兵と信仰宗教の教祖になった義理の兄が印象的であった。

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