ストーリー上の決定的な瞬間をあえて描かず、会話劇を構成する身振りの積み重ねにより物語を構成する執念が恐ろしい。
戦後の男女の沼のような不倫劇でありながら、情事が画面に映されることがないどころか、高…
本当に素晴らしい。究極の愛の映画。
はじめは「どうしようもない二人だな」と思いながら観ていたのに、後半は二人が結ばれることだけを願っていた。
二人が線路沿いを歩いてまた引き返すシーン、いつもゆき子…
このレビューはネタバレを含みます
☆一回目はいつ観たんだろう?文芸坐だったかなぁ?それともシネヌーヴォだったか?
☆本作、昨年七月のユリイカ増刊号「成瀬巳喜男」でも、言わずもがなの傑作という位置付けなのか、豪華執筆陣も本作への言及は…
寂しくてダメな二人の行く果てを暗澹に描いた傑作。
ジャン・ユスターシュ『ママと娼婦』のアレクサンドルにも似通う、脆く儚い退廃的な雰囲気で女性たちを魅力する森雅之。
ユキコとの最後の会話も素直な毒舌が…