ひと夏の秘密の作品情報・感想・評価

ひと夏の秘密1979年製作の映画)

製作国:

上映時間:72分

3.6

『ひと夏の秘密』に投稿された感想・評価

電車,バス,海,射的場九十九屋,民芸品倒し,百発百中,空砲癖見抜き,100円不払い,店番男チチキトク電報,警察義父.銃突き付け.誤射回想,養子,病院.以前屠殺場,義姉妹.牛のツノ突き刺さり死亡話,人…

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菩薩

菩薩の感想・評価

3.7

一本の牛の骨に人生を狂わせれた人々、って話自体がめちゃくちゃ面白い。血縁では無く土地に縛られた者達の命運、掘っても掘っても出てくる牛の骨。逆立ちする原悦子に触っちゃいけませんと言うのに突進し自動的に…

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これは武田一成の中でもトップクラスでは?
とある島で牛の角1本を巡る因縁を描いたロマンポルノ。登場する3人の男が全員主人公の原悦子を強姦しようとする地獄。射的をバシバシ当てることで実家であることを…

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西東京

西東京の感想・評価

4.5

きれいな海の街に汗のようにまとわりつく遺恨。全員が相互に影響しあった過去に苦しみ、元を辿れば立てられた牛の角。屠殺場、血の海。爽やかな夏の風に乗って臭い死の香りが鼻をつく。BGMの違和感もほのかな不…

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ミステリー調のロマンポルノ。
おとぎ話のような過去の悲劇、日本家屋のエロス、被差別問題…
傑作とは言わないが、忘れがたい印象を残す。

原悦子は何度か主演映画を観たけど、いつも印象に残る顔だなあ。

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日活ロマンポルノの夏定番「ひと夏」路線に原悦子大明神が出演した一作。
脚本の田中陽造は舞台を福島県勿来に設定し、この場所が「来るなかれ」とされる彼岸との境界である事を匂わせる。

継子の悦子様は江角…

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ロマンポルノにあるまじき文学性!(褒めてる)。小説原作でないのが不思議なくらい。男女3人ずつしか出てこないのに飽きさせない。水死体を探すボートや覗き鏡の棒なんかありそうで見ない使い方。土と海両方に死…

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相当に面白い方のロマンポルノ。海辺の町ってのが風情あるし過去に囚われた人々の描き方が良い。屠殺場の跡地から骨が出土し、その骨に呪縛される。少し中上健次辺りを思わせてぐっとくる。
70年代のアイドルといえば原悦子。武田一成監督と田中陽造脚本。引退後千歳烏山で夕方居酒屋で飲んでる監督。途中下車の田山涼成が相手役。確かに濡れ場なくても火曜サスペンス劇場のクオリティがある作品だった。
酢

酢の感想・評価

3.3

田舎の夏、うだるような暑さ、屠殺場の上に立つ病院、死者に囚われた人々、オカリナの音色で蘇る義父に犯された過去……完璧な舞台設定にウットリ。原悦子のすれた演技が可愛い。人気だったのわかる。ただもっと不…

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