体温と痛み、それ以外は錯覚。
12年前、自分の恋人に起こった未解決事件を調べる為に里帰りする話。長崎。
トンネルを抜けた先は…って感じ。
冒頭のノスタルジックな始まりも、美しく悲しい終焉も…
まず田舎の景色がとても綺麗だし、長崎弁が心地いい。それに反しての不穏な事件と村の雰囲気。主人公の目つき。とっても引き込まれるけど、謎が多くて、回収がなかったのが残念。それでも卒業制作でこれ作ったのは…
>>続きを読むじわじわとくる不気味さが全編に流れていた。同じ食卓のシーンが何度も繰り返されるのもとても気持ち悪く、おもしろい。どこまでが妄想(幻覚?)でどこまでが現実か分からない。事件の真相は明らかになるけれど、…
>>続きを読む公開当時からこれは観たい〜と
何度も言っていたのだけどやっと今。
4年も経ってしまったよ。😇
一生読み方覚えられなさそうだけど
「傀儡(かいらい)」とは
あやつり人形、人の手先となって思いのままに…
ロケーションは良い。言い換えるとロケーションが良くなかったら見るに耐えない。
長崎弁が生きてない。
絵作りに拘るならカメラワークや音の仕上げとかもきっちりこだわって欲しいところ。
冒頭のトンネルシー…
「自分を失いそうになったら、手を握ると。」
繰り返し同じシーンが重ねられていくことにより最終的なメッセージが浮かび上がる。古典の絵画みたいに密で、練りに練られていた。この重厚な鑑賞後感でまさか学生の…
これが卒業制作ってマジか。
舞台挨拶で監督が、「前情報が違うと、同じ映像でも違う見え方になってくる、そういうのをやりたかった」と仰ってました。
詩的で、でも決して観客を突き放しにくるわけでもない…