映画「山猫」を見た後のような、映画を極めた人間達が落ちぶれていく様を切なくも、最後希望がまだ残されてるように描いててよかった。
次女の役を原節子さんが演じてるからこその、嫌味のなさと純真さが観やすく…
・下地にした戯曲の力ではあるだろうが、登場人物の立場と心情と行動、その交錯が、一人ひとり丁寧に描かれている。
・『わが青春に悔なし』や『青い山脈』同様、「戦後の新社会における『正しい』人」役の原節…
GHQが敗戦日本に押し付けた改革の一つで皇室の藩屏たる華族制度を解体、多額の財産税を課せられため、上流階級の没落が起こった。邸宅が闇商売の成金清水将夫からの借金で差押えられようとする名門伯爵家で、当…
>>続きを読む吉村公三郎:原作・監督
新藤兼人:脚本
1947年作品。
戦後の没落華族の、最後の打ち上げ花火のような舞踏会の一夜。
本当に華族制度というものが存在したのだなぁ。大仰だが美しい日本語。主人に使える使…
映像が見づらいのが難点だけど
原節子さんに魅せられて
最後まで観せられた
洋館の舞台が
とってもお似合い
時代の波にさらされた
華族のお嬢様
滅びゆくお家の
最後の打ち上げ花火のような
舞踏会…
プライドにしがみつくしかないやるせなさは、狡猾な策略の前では、廃退の美学になる。蠟燭の光のようなはかなげでくすんだ世界に、太陽の光のごとく、生き生きとした原節子さんの存在は、未来に立ち上がる勇気や、…
>>続きを読む原節子見たさに。
皆なぜかコテコテの演技でなかなか見るのに疲れた。
作品の良し悪しは分からないけれど、奇しくも今日は終戦記念日。闇屋が蔑まれる描写が多々あるが、華族ではない一般市民は国の配給制度で…
じとーっとした感じだけど見入ってしまった。
大変な家族だなぁ...
こじらせだらけ...でもなぁいきなりお金持ちが借金持ちになったらプライドだけが残ってこうなるのはわかる気もする。
長女はプライ…
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