日本人のへその作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『日本人のへそ』に投稿された感想・評価

しおん

しおんの感想・評価

3.5
美輪明宏さん目当て!

変な映画だったなぁ

いろはの"い"はどう描くぅの〜♪が離れない

井上ひさしの同名の戯曲の映画化。吃音者がミュージカル仕立ての演劇(吃音矯正劇)を通してどもりを治すという。全く予備知識なく緑魔子主演というだけで見てしまったが70年代第二期のATG作品だったのだな。…

>>続きを読む
kty

ktyの感想・評価

3.8

昭和51年、吃りを直す演劇療法の舞台から迷走するナンセンス劇。

当時の世相を皮肉る脚本の毒々しさが新鮮。

岩手の農村から上京した緑魔子の東北弁が饒舌すぎて何言ってるのかわからなかった。😅

緑魔…

>>続きを読む
パン

パンの感想・評価

3.5

そんなに面白くはないのだが悪くもない。
三谷幸喜が好きそうな映画だなと思った。
昭和っぽい曲とコミカルに物語が進んでいく感じ。

ただ主人公の人生は中々壮絶だと思う。父親に犯されるって…
美輪明宏の…

>>続きを読む
Evans

Evansの感想・評価

4.4

「物語は回転し続ける」

どもり矯正劇で描かれたある女性の物語

ミュージカルと言いながらミュージカルは前半だけ。それであるが、女性の成り上がりを描いていた。中盤から劇と、現実が入り乱れる展開がたま…

>>続きを読む
深緑

深緑の感想・評価

5.0

何なんですか。このセンスとインテリジェンスの塊みたいな作品は。

ふざけてる体で全力出してくる実力者達の技の出し合いの構図が有機的すぎて銀河系時代のレアルを思い出した。

うーん参った。ソフト買おう…

>>続きを読む

井上ひさし原作の戯曲を元にしたミュージカル。

井上ひさしの世界観。当時の浅草のロック座味があっていいなあ。差別用語・クィアベインディング・ホモフォビア・ミソジニーのオンパレードですが、マイノリティ…

>>続きを読む

毒と知と偏見に満ちた

これぞ日本人のへそ!


吃音矯正の為の芝居を軸に、日本人の腹を割く毒てんこ盛りの風刺劇。

舞台演劇を映画に落とし込みながらも更にそこからの多重構造に頭がクラクラした。

>>続きを読む
kabaya

kabayaの感想・評価

-
音楽のよさだけは自信持って褒めれる。あとひさしの言語感覚がノる。

駅名を連呼しながら佐藤蛾次郎が自転車で駆け抜けるシーンと、洗濯物のシーンが好き。
放送禁止用語、差別用語爆裂。しかし、劇中に差別や偏見はなく愛がある。芸達者ばかりで安心して観られる。
>|

あなたにおすすめの記事