いわゆる「ホドロフスキー節」は薄いものの(お祭り騒ぎとフリークスくらい)、わかりやすくてじんわりと、後味の良い友情もの映画だった。
これはオマーシャリフじゃないとできないな...終盤は特にピーターオ…
一応、旧作ってことでup♪
幸福であるために大切にし続けるものとは何かをホドロフスキー流の対比法と両刀論法を駆使して描いてみせた。
やれる範囲内でやりきったと評価したい。
観ている我々に送るメッセー…
人生の価値とは?
大富豪のルドルフは奇怪な老人。遺産を目当てにやってくる親族達との会食では、愛犬達にはキャビア、親族と自分は馬鹿でかい骨つき肉。当然両者の折り合いはつかず親族達は出て行ってしまう。…
下々の世界で起きた小さな奇跡。
川を流れる死んだ魚をネズミと分け合う下衆な泥棒。スリや泥棒で生計を立てている。
その富豪はダルメシアンと七色の下着を身にまとった七人の娼婦だけを愛する奇人。
彼は…
プロデューサーがなんとかホドロフスキーを制御しようとしたのだろうか?と思うくらいに大衆的でエンターテイメント然とした作品。
エキストラの使い方や美術などはすごい。
冒頭の富豪クリストファー・リーはロ…
ディナーで人間には骨を、飼い犬にはキャビアとシャンパンを振る舞うキチガイ大富豪老人ルドルフ。彼の遺産を狙って集う親族。ルドルフは親族を追っ払ってレインボウガールズという娼婦たちを呼ぶも、そのまま心臓…
>>続きを読む©1990 Rink Anstalt / ©1997 Pueblo Film Licensing Ltd