毎度毎度速水今日子さんの台詞に殴られる。
自転車の鍵の音、廃品回収の音、子どもの声等音が感情を揺さぶってくる。
ラストショットが美しいのですが、窓開けた瞬間子どもの声が聞こえてくるところにも泣く。
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堀禎一特集にて。
ピンク映画をほとんど観たことがなくて比べようがないけど、「SEX配達人」もそうだったように、根底に市井に生きる人へのいとおしい眼差しがある気がする。とはいえセックスしている間に団地…
2回目 2020年3月26日
この狭い室内を駆使して完璧なフレーム内フレームを生み出す凄さと、中盤でようやく夫が戻ってきたとき、それまで宙吊りにあった団地の部屋が接続し始める。脚で旦那の靴下を脱が…
ゴミ収集の仕事に就く若者と、旦那に不倫された人妻との情事。堀禎一の映画で空が晴れわたることはほとんどないんだなあ。「空気みたいな存在、自分が生きてようが死んでようが、この世界には関係ない、そう思えば…
>>続きを読むこれが脚本家デビューの尾上史高に一年以上改稿させ、完成した尺オーバーの脚本をそのまま撮り、結果ラストをごっそりカットしてフィルムを自宅で焼いたという堀禎一。「ぼくは『草叢』を自分の作品というより尾上…
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