痛くて哀しい青春の神話
8年越しくらいにようやく全部見た。
これこそ映画館で観てよかった。
昔家で見ようとした時は暗すぎてわかんなかったけど今回だいぶ分かった。人物が多いので相関図を頭に描くのにも…
3回目くらいの鑑賞だけど、コメントつけるのははじめてだからしっかり書く。
4時間集中して何かをするってすごい難しいけど、この映画に関しては集中して観れる。何回みても。それくらい完成度が高いし、一つ…
あまりにも狭い世界
子供たちはどうしたって盲目的になる
様々な壁に
押しつぶされまいともがく日々
貧困、暴力、無知、Too Young
生き方を知らな過ぎるのだ
刹那的に
彼らは彼らの青春を懸…
演出の特徴としてまず挙げられるのは、カメラ位置を固定し、ロングショット気味に長回しで撮影されるシーンの多さである。
一方で、説明的なセリフは極力排され、使用される固有名詞の多さ/独特さのために、物…
少年時代の心情の変化が時間をかけてゆっくりと描かれている。また彼らの青春時代は台湾の複雑な歴史的背景と絡み合っていた。
ラストでは出来事に焦点を当てるのではなく、状況全体を映すことで、事の客観性を…
圧巻。こんな映画体験をまたしたい。
エドワード・ヤン監督の群像劇は
本当に凄まじい。
前編後編の境目が照明の強弱によって表現されていて、登場人物たちをまるで見守るように苦しくも温かい位置から捉える引…
©1991 Kailidoscope