ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 764ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

あらすじ

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

犬君

犬君の感想・評価

3.2
二日酔い状態で観たら被写体を追うようなカメラワークに酔って吐きそうだった。第3部は本当に良かったけど、それ以外は至って普通の同性愛メロドラマ
ai

aiの感想・評価

4.0
それぞれ年代の違うシャロンを演じた3人、特に少年と青年では体格がかなり違うのに、仕草がそのまま残っているのが凄い。ひ弱でも「タフ」だったシャロンが、強く生きるために捨てざるを得なかったものを思うと辛い…。恐らくそれはフアンも同じだったはずで、フアンのその後が、シャロンの未来に不吉な影を落とす。ケヴィンとの出会いが事態を好転してくれれば良いけれど、どうもそううまくはいきそうに無い予感がする。
ワード

ワードの感想・評価

3.5
ミニシアター案件だったんですね。なるほど自分には水が合わないわけだ…

説明不足を小道具や服装などで補おうとしてる描写が多く、上手く行ってると思う。でも、後半の母親と再会した場所は日本人には分かりにくいんじゃないかな。

LGBTが幅広く受け入れられた、もしくはそう見せようとしているのか。どちらにせよ、作品賞を取ったのは政治的意図を感じます。でも、私にとってはあくまで
映画=エンタメ
であり、その領域で頑張った結果芸術に昇華されたような作品こそ評価されるべきだと思います。初めから芸術志向で作られたものは、やはり自分にはそこまでピンとこない。
33

33の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

【備忘録~あらすじ~】
フロリダ州マイアミ。シマを取り仕切る麻薬売人フアンの前を少年たちが走り抜けた。追われていたのは「オカマ」と言われいつも学校でいじめられていたシャロン。シャロンが空き家にじっと身を潜めていると、ドアがノックされ、さらに、窓の板が乱暴に剥がされた。現れたフアンは、怯えるシャロンを食事に誘った。

フアンは昼食を食べさせ自宅に連れ帰った。内向的なシャロンは全く口を開かなかったが、フアンの恋人テレサの優しい態度に、夕飯を食べながらようやく名前と住所を呟いた。帰りたくない気持ちを察しテレサはシャロンを泊まらせ、翌日フアンが家まで送り届けた。シングルマザーの母ポーラが帰宅。フアンが事情を話すと礼を言ったが、フアンが売人だと悟り、息子に近づかないよう警告した。

シャロンには、もう1人、心の支えがあった。ケヴィンだ。シャロンが疎外感を覚えサッカーの輪から外れると、ケヴィンが話しかけた。話をするうち喧嘩を始めるが、ケヴィンは、シャロンを気にかけ、心の強さを認めてくれていた。ケヴィンに勇気づけられ、信頼を寄せていたのだった。

シャロンはフアンを父親のように慕い、フアンはシャロンを何度か誘い出し面倒を見ていた。印象深いのはフアンと海へ行ったこと。初めて泳ぎを教わった。フアンはキューバからの移民で、幼少時、月明かりに体が青く輝くことから「ブルー」と呼ばれていたという。フアンは、身の上話をし、「自分の道は自分で決めろ、周りに決して決めさせるな」とシャロンに語った。幼いシャロンは、自分がゲイであると自覚していなかった。ポーラは、息子の性質を受け止められず度々シャロンに辛く当たったが、フアンは「ゲイとして誇りを持て」と勇気づけた。

フアンのおかげでシャロンの生活に光が差したが、麻薬中毒のポーラの生活ぶりは相変わらずで、シャロンを愛してはいたが常に情緒不安定でまともな育児もできず、自宅へ愛人を引き入れたり家財を売ったりと、家庭は荒れていた。しかし、ポーラはフアンに良い顔をしなかった。フアンはポーラが麻薬中毒であると知りシャロンを心配して口出しするが、ポーラは、麻薬を売り捌いておきながら、それを忠告する矛盾に憤っていた。遂にシャロンは、母に麻薬を売っているのがフアンであると知り、フアンの元を去った。

数年後、シャロンが高校生になってもいじめは続いていた。特に、同級生のテレルは酷かった。ポーラの薬物依存は悪化。情緒不安定で機嫌が悪く、娼婦となり家で客を取っていた。フアンは死んだが、居場所のないシャロンは、時折テレサの家へ通い、救いを求めていた。しかし、ケヴィンから女の子とSEXしたと聞かされた日には、それを想像し、帰宅すれば、母から責められ、テレサからもらった小遣いを巻き上げられるのだった。

ある日、シャロンはテレサの家へ行く途中、同級生からからかわれ行く場所がなくなった。電車に飛び乗り、終電まで駅で過ごし海辺へ移動すると、月明かりの海で、偶然ケヴィンに会った。浜辺で麻薬をやりながら話していたが、そのうちどちらからともなく体を寄せ合いキスすると、ケヴィンはシャロンの下半身を手で慰めた。そして、ケヴィンは何事もなかったかのように車でシャロンを送った。

2人の仲は深まったと思われたが、ケヴィンは脅迫され、シャロンをいじめる輪に加わった。命令に従いシャロンを仕方なく殴るが、シャロンは無抵抗のまま何度も静かに立ち上がった。教師が制止するまでテレルたちに殴られ続けたシャロンは、とうとう怒りが爆発し、翌日、テレルを椅子で何度も殴打、施設送りとなった。

服役後、シャロンはアトランタ州ジョージアをシマに、麻薬の売人としてのし上がった。面影もないほど体を大きく鍛え上げ、いかついネックレスに、歯には金のグリル、高級車に乗り、売人を従える姿は、生前のフアンそっくりだ。

突如、逮捕以来連絡を絶っていたケヴィンから電話があった。収監された刑務所での調理実習をきっかけに、今はシェフとして働いているという。ケヴィンはシャロンを店へ誘った。シャロンは胸の高まりを抑えきれず、その夜夢精した。

ある日、シャロンは麻薬更生施設に入った母に面会に行った。ポーラは、後悔の念とシャロンへの愛を口にする。シャロンは涙を流しながら、母の頬を伝う涙を優しく拭った。そして、その足で突然ケヴィンの働く店を訪ねた。

ケヴィンはシャロンの姿に驚いたが、2人は感慨深く抱き合い、ケヴィンは得意料理でシャロンをもてなし、酒を飲みながら近況を報告し合った。ケヴィンは、一児の父で、妻に対し恋愛感情はないが生活は充実しているという。シャロンは衝撃を隠しきれない。対し、シャロンが麻薬の売人だと打ち明けると、ケヴィンは険しい顔をした。ケヴィンは、連絡を取るきっかけになったという、シャロン似の男がジュークボックスでかけた曲を流した。バーバラ・ルイスの「ハロー・ストレンジャー」。別れた恋人との再会を喜ぶ歌を聴きながら、しばし2人は見つめ合った。

閉店後、シャロンはケヴィンを海辺の家まで送ったが、夜も遅く、泊まることに。シャロンはケヴィンに、「俺の体に触れたのは生涯でケヴィン1人だけだ」と、愛を告白した。その晩、2人は結ばれ、久々にシャロンは本当の自分を取り戻した。
第89回アカデミー賞作品賞受賞作品

ある黒人男性シャロンの人生を
少年期
青年期
成年期
の3段階に分けて、違う俳優で描く

劇的な事件が起こるわけではありません
アメリカのマイノリティーの象徴といいますか、
その立場、目線から描く作品だったと思います

急に年数が経つので
飛びすぎてわかりにくいところもあったかも

タイムリーなアメリカにあったテーマ、
演出とか、テーマとか、そういったところでオスカーに届いたのでしょう!
くじら

くじらの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

今までにはない雰囲気を味わった気がする…。

アカデミー賞受賞うんぬんに関しては、さしたる疑問は抱かなかった。
それこそ「人気投票」ではないからな…。

ストーリーに波がないのに、途中で睡魔に襲われることもなく画面に釘付けの2時間だった。
想定してたほど重みもなく、正に主人公がピュア。

その周りの人達の事情も垣間見得て、全体を通して好きな映画だなと思った。
夜中に自宅でコーヒー片手にソファーに腰掛けてじっくり見たくなる作品。

ただフアンに何があったのか…そこの描写がほしかったなあ
Gissy

Gissyの感想・評価

4.2
話が進んでいく内に、ゆっくりと水紋が広がっていくような、重くて...切なくて...愛について...様々な感情に揺さぶりをかけるような映画でした。
うーん、難しい。ここ数年のアカデミー賞作品で1番難しいんじゃないか。
Dean

Deanの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分がもしこの境遇に立ったら...と思うと本当に耐えられない。いじめ、虐待という絶望の中で必死に生きていく若い青年の姿に胸を打たれた。さすがアカデミー賞受賞作品。友達と観るより一人で観る向けかな。
ストーリー、演出は良かったがもっと臨場感があるとなお面白いと思う。
徹子

徹子の感想・評価

3.4
海辺で薬やりながら語る事がすごく繊細で最も印象的。
ムダなシーンは1つもなくて引き込まれました。