『青天の霹靂』の撮影にも大々的に使われた、100年の歴史を持つ劇場・上田映劇で、奇跡的にこの映画をスクリーンで鑑賞することができた。
レトロな雰囲気の残る劇場で、2012年夏を生きる女子中学生の気分…
同じ街で育った同世代なので
「つまりね、この街に生まれた時点でもう死んでんのよ」が死ぬほど共感したけど、他の場所にも住んで大人になった今は少し否定したい気持ちもあって狭山も意外と悪くないって思ってる…
退屈な街、退屈な学校、退屈な家族、退屈な大人たちを見下し、自虐、冷笑、諦観に染まり切った女子中学生たちが、何の成果も得られない暴発を起こす。
中学二年生の頃に勉強や部活に忙しい毎日を送っていた人間か…
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