廃墟の群盗の作品情報・感想・評価

『廃墟の群盗』に投稿された感想・評価

冒頭、街で銀行強盗を成功させた後に警官隊に追跡されて、塩の海に逃げ込む展開からして異様に速い。
水も無いまま長距離移動を続けて、ヘトヘトになりながらたどり着いた街で男装したアン・バクスターと出会って…

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ロングで撮られた馬の隊列がどんどんと横へ広がっていく際の興奮。映さない銃撃戦も良い。ちょっと丁寧に撮られすぎていて、魅力的な悪役も居ないのが不満。ウィドマークは夢を追っているだけだし、さほどの悪党で…

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善と悪、どちらに転ぶかわからない群盗の面白さ

前半、群盗共の目的は水であった。瀕死状態の彼らは全てをかなぐり捨てて水に向かっていった。しかし、後半ではそれぞれの目的が完全にバラバラになる。そのバラ…

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Fisherman

Fishermanの感想・評価

3.8

グレゴリー・ペックに悪党は似合わない。銀行強盗でもスマートなので悪党のリーダーにずっと違和感を感じる。
映像に遠景ショットを多用し、土地の広大さを感じれるし、馬の疾走感を感じる撮り方は上手い。

軍…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.8

銀行強盗をやらかした主人公たちが逃亡の果てにデスバレーから瀕死の状態で廃墟の町までたどり着くところまで、食料や水が無くなり殺伐とした登場人物の緊迫した状況を容赦なく描いた演出や音楽を最小限にして物音…

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zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.6

これは素晴らしい!ウィリアム・A・ウェルマン、ハズレが無いわ。観たのは『民衆の敵』『ボー・ジェスト』『戦場』『牛泥棒』『女群、西部へ!』だけなんだが、どれも異色でどれも忘れがたい。
本作も西部劇と言…

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ウィリアム・A・ウェルマン監督作はこれまでに2作を見ただけに過ぎないが、『民衆の敵』では悪を再生産する社会の構図を、『牛泥棒』では集団心理と同調圧力の暴走をそれぞれ痛烈に批判する内容で、どちらも映画…

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