前半の砂漠越えは盛り上がるが、後半は話の展開が進まずもたついてしまう。グレゴリー・ペック演じる強盗団のボスでいい人という設定は無理があるが、かたや強盗団の悪い人リチャード・ウィドマークのマンガに出て…
>>続きを読む最後の銃撃戦、敵二人組が待ち構えるバーに飛び込み、マズルフラッシュで暗い室内が何度か光って銃声で驚いた馬が走り去っていく影が壁に映る。クライマックスをあえて見せず、主人公の安否を確かめに駆けつけたヒ…
>>続きを読むやっぱりグレゴリー・ペックは悪役タイプじゃないんだなって
最後に金戻しにいくシーンが結構引っかかった。所詮ならず者だとは思いつつ…帽子の婦人の反応も不自然
マイクが一人ずつ倒れている男を確認して…
冒頭の尋常じゃない砂埃に心引きつけられ、銀行襲撃後の騎兵隊の横一列追跡ロングショットに唸る。過酷な砂漠越えの後にたどり着いた廃墟の街の殺伐感、そこで繰り広げられる仲間割れ、殺し合いの末のラストシーン…
>>続きを読む奇跡のロケーションでの銃撃戦。俯瞰や陰影のコントラストは変態的なほどすごい。乾ききった廃墟の街で、不器用に通い合う気持ち。戦争は若者たちの未来を変えてしまった、愛すべき太っちょ、歌声も愛すべきチャー…
>>続きを読むウィリアム・A・ウェルマンの主題は明確で高度な西部劇のパロディである。冒頭の銀行強盗が簡単に成功するところから、設定、人物造形、物語、エピソード、様式、構図のすべてが徹底している。酒場のカウンター、…
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