ハローグッバイ(2016年製作の映画)

上映日:2017年07月15日

製作国:
  • 日本
  • / 上映時間:80分
    監督
    菊地健雄
    脚本
    加藤綾子
    キャスト
    萩原みのり
    久保田紗友
    もたいまさこ
    渡辺シュンスケ
    渡辺真起子
    木野花
    小笠原海
    岡本夏美
    あらすじ
    高校生のはづきと葵は、同じ教室にいながら交わることの無いクラスメートだ。葵は、クラスで「委員長」と呼ばれる優等生だが、仕事で忙しい両親を持つために家ではいつも孤独である。その寂しさを紛らわせる為に万引きを繰り返していることは、誰にも言えない秘密だ。一方はづきは、クラスでも目立つ存在だが、元彼との間に子供が出来てしまったのではないかと一人悩んでいた。そんな二人は、ある認知症のおばあさんと出会い、想いを伝えたれなかった初恋の人にラブレターを渡したいというおばあさんの為に一緒に初恋の人を探そうと決める。

    「ハローグッバイ」に投稿された感想・評価

    下手をすると、いや、かなりの確率で安っぽくなる物語を、菊地健雄監督のセンスと映画屋としての手腕が、味わい深い佳作として成立させている。

    個人的にはミュージシャンの渡部シュンスケが堂々と演技をしていたのにのけぞった。味がありました。
    高崎映画祭クロージングで鑑賞。優等生とスクールカースト上位系女子がひょんなことから認知症のおばあちゃんを助けることになって、微妙な関係のままおばあちゃんに関するミッションを成し遂げるお話。おばあちゃん役がもたいまさこで、それが良くて泣いた。
    朝ドラ「べっぴんさん」のバーでバイトしてたサツキちゃん役の子が優等生役だった。
    マスコミ試写会@映画美学校試写室 15:30開映
    高崎映画祭
    東京国際映画祭19本目

    今年のスプラッシュもタイミングが合わず1本のみだったが当たりだった。オリジナル脚本、オリジナル楽曲が見事で、痛みがあり世相を斬りつつ未来もある貧乏臭さのない今後も楽しみな菊地監督による日本映画の秀作。ようやくちゃんと泣けた。
    友達とは??

    新鋭菊地監督2作目を東京国際映画祭にて、ワールドプレミアで鑑賞!
    真面目な委員長と、やんちゃな人気者。
    性格も学内ヒエラルキーも正反対の二人が、認知症のおばあちゃんを通して、ぶつかりながら心を交わらせていく...

    とにかく、人物の関係性描写が秀逸。
    気持ち悪さすら感じ取れる軽薄な女友達同士の会話も含めて、とても男性が演出したとは思えない。
    主演二人が落ち着く関係性も、あり得る範囲内で最大限の関係にとどめた辺り、なんとも生々しい。
    主演二人の存在感、距離感も素晴らしく、表裏の垣間見え方がまたたまらなく生々しい。
    人と人の関係の実在感を、画面の中にしっかり感じさせてくれる良作でした。
    久保田さんの時々見せる笑顔がかわいすぎた。
    対照的なJK2人に昔の恋人と友人を想う認知症のおばあちゃんと印象的な音楽。良きかな。
    ハローもグッバイもサンキューも。
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