2ヶ月間に渡って撮影した100フィート分のアニメーションが、現像したら何も映ってなかった
不思議なくらい平気で、その結果生まれた「アルファベット」
AFIに選ばれた助成金で「グランドマザー」を撮影…
デヴィッド・リンチの子供の時からの作品制作を通して人生を知る映画だった。面白かった。
幾つか謎が残されてはいるけど、リンチのことが前より理解できたような気がする。
リンチの絵画作品やその他の作品や短…
作品からは想像できないほど優しい眼差しで愛娘に微笑む姿を見て、愛にあふれた人なんだと思った。
親や家庭環境に恵まれ、幸せそうな幼少期を過ごした人の中にも暗闇はある。狂気的な鋭い感性を持つ人の瞳には、…
リンチの映画以外の作品が観れて大満足なのだ‼️このひとってほんと、ずっと考えてることや、作ろうとするテーマが変わらないというか、一貫している。人間のどうにもならない、直視が難しいいやな部分を描けるの…
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『よく制御されたものは
ある意味開かれてない。
線引きをする事で表現がだめになる。
時にはひどい失敗をして
かき乱されないと
探しているものは見つからない』
恵まれた家庭で何不自由なく暮らしてい…
もちろん褒め言葉なんだけど、変な映画作る監督だったなぁ…。このドキュメンタリーを見たきっかけもその作品群の謎を多少なりとも解こうという思いからだったはず。
「いまだに覚えている光景がある。夜の…
作品に出てくるモチーフは、これまでの環境から想起されたものだったのがわかったけれど、フィラデルフィアってゴッサムシティみたいなこところなの?女性とか肉片とか結構出てきますがそれはこの地の生活の影響な…
>>続きを読むリンチの出生からイレイザーヘッドにかけてと現在のアート活動を行ったり来たり、というか記憶と作業(リンチ自身の手)が写鏡のように反射し合う。
複雑怪奇なリンチ作品の根にあるのは何よりもシンプルな光と闇…
©Duck Diver Films & Kong Gulerod Film 2016