劇場版 あしたのジョー2の作品情報・感想・評価

劇場版 あしたのジョー21981年製作の映画)

製作国:

上映時間:110分

ジャンル:

3.8

監督

脚本

「劇場版 あしたのジョー2」に投稿された感想・評価

テレビ版をかなり端折る内容についてはこれはもう仕方のないことで、しかし本作の出来は個人的に申し分ないと思っている。
かなり前にWOWOWでテレビシリーズをパート2も含め一気放映した時期があり、そのとき全話を録画したものがあるのだが、いかんせん画質が悪い状態であることと、当時ビデオテープで録画し現在再生機器が無い現状でテレビシリーズを今見ることは不可能となってしまった。
しかし昨今CSでたまにテレビ版が放映される場合があり、自分は見れる環境に居るのでその辺はとても満足している。
本作はテレビ版を見ていなくても十分物語を堪能できる。
やはりジョーとホセメンドーサの試合は観ていて熱くさせる。
初期作品は画が荒々しく登場人物もかなり魅力的に映り自分には良いイメージしかない。当時は漫画と平行してアニメ化が進行していたことが原因で力石の死後、その物語は中途半端な終わりかたになってしまった。パート2ではその続きの内容で年数もかなり経過したこともあり、画のクオリティも高くなり繊細なイメージを感じる。
主要登場人物のジョーと丹下段平はそのままの声優さんが演じられたことが素直に本作を受け入れられた要因であることは否定出来ない。
が、別のアニメの中では失敗例も多い。一世を風靡した「天才バカボン」や「ど根性ガエル」などはまさにその例で、当時面白さを感じずがっかりしたのを覚えている。
そう考えると本作は続編の成功例で、以降は本作に関わる作品は作ってはダメな気がしてならない。
本作の実写化なんて言語道断。もしも作ろうものなら非難、怒り、罵声を浴びることはほぼ間違いないだろう。
本作はこの物語を完結させるために作られた作品であり、内容もテレビの一部分ではあるものの肝心要の部分ははしょることなくそのまま画かれていて自分の中では満足度の高い作品。

(2017/12/9追記)
ホセ・メンドーサのチャンピオンベルト、それは紛れもなくWBC世界バンタム級チャンピオンベルトで見事に画で表現されていて、それは辰吉丈一郎も手にしたもので強く印象に残る。
2から絵がかっこよくなった。
ジョーは最高なのです。
カーロスも好き。
声も合ってる。主題歌もいい。
矢吹丈がエクスタシーを迎えるまでの過程を変態的なモンタージュで見せていく。
原作漫画を、少年マガジン連載時から読んでいて、講談社コミックス(全20巻)でも繰り返し繰り返し読みまくったので、この物語に対する思い入れは強い。

ただ、映画版は、やはり時間的制約もあって、端折っているエピソードも多々あるので、原作との比較は難しいが、結構頑張ったアニメーション映画だと思う。
18

18の感想・評価

4.0
小さい時から20回は見てるwwwww
大好きな作品

あと映画のOP!
最初はサンド〜バッグに〜じゃなくてがっかりしたけど
聴けば聴くほどかっこいいし、アニメーションもマッチしてていい
出崎演出の最高傑作‼︎ 作画・歌・声優と3拍子揃って、もちろん泣けます。
虫プロの1から10年経って作られた続編。東京ムービー版の2。
個人的には80年代の2の世代なんだよね。だから思い入れも強い。

この10年で作画のレベルがドカーンと跳ね上がったわ。
出崎演出も頂点を極めて尖りまくってるし。作監杉野昭夫のキャラデザも艶があって本当に良い。
まず単純に絵のレベルが段違い。あくまでマンガ絵だったキャラクターに、人体デッサンがちゃんと取られるようになった。
でもアニメの動きとしては、リアルとデフォルメがいい感じに共存してるんだよなー。例えば、必要な所では異常に前のめりになったパンチとか打つが、それが本当に動画の勢いを感じる。

そして出崎演出よ。ハーモニーの多様に、三段抜き。まさに演出の力により“アニメ”を“映画”にした監督だよな。透過光演出でジョーのゲロもキラキラ光る。

新規作画の力石戦の回送シーンから始まり、カーロスリベラ、金竜飛、ハリマオ、ホセメンドーサ戦で真っ白に燃え尽きるまで。
金とハリマオはダイジェストなので、チョムチョムとかはないけど。

絵柄が全体的に大人っぽくなったこともあるが、ジョーが1作目よりだいぶ落ち着いてるのも特徴。力石の死を乗り越えたという成長ありきの物語だというのがわかる。

子供の頃はジョー2で、パンチドランカーやコークスクリューパンチなどの知識を得たわ。カーロスがシャツのボタンが留められなくて無くの、幼心にショックだったわぁ。

思い出補正込みだがそれでも傑作だと思う。大好きな1本。
うーん、テレビと声優さんが代わるのはちょっと・・・あと、映画に精力を傾けたためかテレビの最終回の作画が落ちちゃったよなあ。まあ、基本的にはカッコいいキャラクター達も、出崎・杉野コンビのアニメーションも大好きだ。
壊れていくライバルを見ながらも壊れるまで闘ったあんたはすごい!!
男なら燃えつきるまでやるものだね
みら

みらの感想・評価

5.0
編集によって矢吹丈の物語が強固なものとなる。人生の一瞬の‥‥そして青春の‥‥最高の映画。人生ベストの一本。
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