このレビューはネタバレを含みます
20230527 自分用忘備録
豪華絢爛演技絵巻。
舞台映画とでも呼ぶべきか、引きの場面は舞台的で2階席の観劇、寄りの場面は映画的あるいはかぶりつきの観劇、それ以上に余計なことはしない。引いたり寄…
画面を大きく使った撮り方が印象的。ほぼ海。どちらかといえば舞台っぽい。映像の使い方はしっかり映画的でもある。シェイクスピアの「リア王」を知っている方が楽しめると思う。テキスト量が多く、一度観ただけで…
>>続きを読む仲代達也の前では他の役者がことごとく赤ちゃんに見える。
「リア王」を換骨奪胎してておもしろい(興味深いの意、まるで感心はしない)んだけど、認知症のおじいちゃんらしく声を張らないぼとぼそした喋りかた…
本作はリア王のストーリーと重ね合わせて観ると面白みがあります。認知症が齎す本人と周囲への影響の強さ、主人公の「思い出は要らない。皆の心の中で生きられれば幸せ」が心に残りました。余韻たっぷりのラスト、…
>>続きを読む『海辺のリア』砂浜で裸足の老人は施設から脱走したらしい。かつての栄光かキャリーバッグを引きずり進む。映画は残された家族の軋轢や葛藤や決断も描く。にしても仲代達矢、とにかく仲代達矢、いずれにせよ仲代達…
>>続きを読む©「海辺のリア」製作委員会