非常にしんどい映画でした。気まずさというか、ホントに厭。ポールダノの初監督作品ですが、共同制作者として、「ルビースパークス」で共演し、今でもリアルな彼のパートナーのゾーイカザンがクレジットされていた…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ポールダノは役者としてすごく好きなんだけど、監督もできるんだな〜◎
息子ジョーが誰よりも大人で、家族のことを思ってて、えらすぎた!
キャリーマリガンがヤケになる気持ちもわかるけど、そりゃさすがにダメ…
「山火事に動物は慣れている、子どもは逃げ遅れることもある」
遠くにあったはずの小さな亀裂が足元まで伸び、家族の溝に飲み込まれる14才の少年が観る世界。
山火事が自然といつか消えるように、壊れた家族…
ポール・ダノ、見事な監督デビュー。
子供は具に親の姿を見ているとはよく言われたものだが、彼の目線から家庭の危機をどうにかしようとすることで一体となるどころか、両親の自我が呼び起こされ集合体としての…
2019年8月現在、今年ベストの作品。
これまでに様々な苦難を経験した人、辛い苦しみや葛藤の渦中で悩み苦しんでいる人に、優しく静かに寄り添ってくれる作品。
事前にどれだけ対策を講じても、また、ど…
ジェリーにしても、ジャネットにしても、分からんでもないけど、分からんでもないけど、でもね…っていう夫婦の絆が綻んでいく様が、一人息子のジョーの視点を通すことで俯瞰的に捉えられるようになっている妙。1…
>>続きを読む二日連続ギレンホール。映画館でみた映画は三回連続ギレンホール。最高。そんでポールダノ、監督デビューおめでと。
ポスターの見つめ合うふたりの姿が切ない。
そして"僕は二人から、人生のすべてを学んだ…
死ぬほどつらかった。子ども、大人が想像する以上に空気読んだり気を遣ったりできるのに、大人と同等の権利は持っていないので、好き勝手やられると、ただガマンするしかなかったりする。しかし、大人になってみる…
>>続きを読むポールダノ初監督作。
家族の団欒、学校行事などでの周囲とは馴染まず不穏で居心地が悪い雰囲気を作り出す演出はさすがこの人。
特に食卓のシーンは一触即発というか、いつどちらかが怒鳴ってもおかしくないイ…
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