狼の血族の作品情報・感想・評価

「狼の血族」に投稿された感想・評価

ぺ

ぺの感想・評価

3.8
悪夢版赤ずきん。
最初から夢ですって言われてるのも変な感じで不条理で荒唐無稽な出来事の連続。
夢の真偽が焦点では無い。

寓話は色んなメタファーの視点から見ても面白いようにこれもそう思われるシーンが多い。
ただそういう視点から見なくてもめちゃくちゃで十分楽しめる。

人間から狼への変身シーンは狼男アメリカンやハウリングとはまた違った方向性。
狼男というか狼そのものへの変身。
ちょっと笑っちゃう。
horahuki

horahukiの感想・評価

4.0
明日公開『グレタ』の予習で見ました。

検閲が厳しかった当時のイギリス映画界で、かなりのグロテスクさがありながらも芸術性の高さで検閲を見事に突破した文芸ホラー。ジャケ画像にもある狼への変身シーンでの派手な特殊メイクが注目される本作ですが、ニールジョーダン監督によると「アレなしのが良かったんじゃね?」って指摘する評論家もいたそう。

人から狼へと変身するリアリティを重視した『狼男アメリカン』とは異なり、本作では赤ずきんモチーフの童話としての寓話性を意識しており、「内面から溢れ出る男性性」を表現した変身シーンとなっている。それと同時に紳士な外枠に隠された内面のグロテスクさをも感じさせるもので、少女主観で「男性」なり「性」なりを捉えた変容の物語としてのイメージも重なるため、私的にはあった方が良いんじゃね?って思った。血みどろの筋肉だけになるとことか、単純にテンション上がったし👍

『狼男アメリカン』だけでなく『フライトナイト』や『ニアダーク』もそうでしたが、アメリカ映画ではクラシックモンスターを80年代という現代に復活させる意図をもった作品が主流な時代。だからこそ、ハマーやコーマンのような50〜60年代の古典的ゴシックホラーの空気感を受け継ぎ、恐らくセットでの撮影だと思われる空間演出を行う本作は非常に魅力的に映る。これもイギリス映画とアメリカ映画の違いなのでしょうね。

内容的には「男は狼だから道を外さないようにしなきゃダメよ!」的な道徳の時間に最適わかりやすいメッセージを込めた性教育映画なわけですが、少女の見る夢から更に夢の中で語られるお話の世界へと派生し、現実と夢、そして夢の中の夢をシームレスに行ったり来たりするという複雑な構造となっている。その中に、人形たちや熊のぬいぐるみに代表されるような「少女」をイメージするアイテムだったり、口紅や夢の中で語られる御伽噺、卵から生まれる赤ちゃん、女性の絵画や窓を突き破ってくる狼等、性や性行為、大人の女性への変容を連想させるモチーフが至る所に散りばめられ、少女の内面的変容が作品を通して語られていることがわかる。

白と赤のイメージも多く使われており、白を染めていく赤なんてのも非常に象徴的。姉と妹の関係性や姉の顛末も意味深で「普通の狼だから…」といったセリフも考え出すと面白い。そう思うと人狼映画の傑作『ジンジャースナップス』は本作から影響を受けてるんだなってのがわかるし、イザヤの書からの引用を見ても男性でも女性でも関係なく表裏一体な多面性をもった存在なのだということが描かれているのがわかる。そこから膨らませたのが『ジンジャースナップス』なんだろうね。

本当は『グレタ』までにニールジョーダン監督作全部見ときたかったんだけど、『イット』の予習に時間使いすぎましたわ…。インタビューで語ってた参考にした映画も円盤買って用意してたんだけど手をつけれず…😱今週は、先週見れなかった『CLIMAX』も行かないといけないし、シッチェスも今週末からだし、予習は全く間に合わなかった…。
nayo

nayoの感想・評価

3.6
狼に変身するシーンがちょっと笑っちゃったな、、笑
主人公の眉の形が美しくて見惚れた。
「甘い口には牙がある」らしい。
TOY

TOYの感想・評価

3.3
2019年171本目

久しぶりに鑑賞。

80年代に流行った狼男映画の良作の1つ。
童話『赤ずきんちゃん』をモチーフにしたダークファンタジー。

久しぶりに見ても良かった。
全編屋内でのセット撮りなので、背景のダーク感とダークな内容が上手くマッチしていて素敵です。

狼に変身するVFX技術もGOODです。

ダークファンタジー好きな方にはオススメです。
犬

犬の感想・評価

3.3
キス

中世の村に狼人間が徘徊する夢をみる少女

夢と現実が交錯するファンタジードラマ

独特の世界観


変身がグロテスク
ホラー感もスゴいです

夢だから何でもあり
話自体はまあまあかな

狼たちが自由に走り回ります
大々大好きなファンタジー!!
小さい時に見て、「この映画めっちゃクール!」と感動して、大人になりDVDを入手、オール特撮なのですこし古めかしさは感じるものの、相変わらずのクオリティーの高さ。
人に勧めて貸したら戻ってこなくて再度購入。それもまた誰かに貸して行方不明。だからまた買わないと。

映像美と、幻想的なおとぎ話の織り交ぜ方。衝撃のラスト。
いや、衝撃でもないけど、監督が「赤ずきんちゃん」を解釈すると、こんな美しい世界観の映画ができるんだね、と納得して「いいもん見ました」って感謝してしまう。(原作は別にあるような記憶)
登場人物の誰にも感情移入しなくていいので、ストレスもなく、おばあちゃんから伝承の昔話を、寝る前に少しずつ聞かされる感じの安らぎに似ている。ヴァンパイヤものや、狼人間が好きな人のためのダークファンタジー。
グリム童話の『赤頭巾ちゃん』をモチーフに、
狼と少女のエロティックで幻想的な関係を描いたユニークなダーク・ファンタジー。

「狼男アメリカン」「ハウリング」と並んで狼男映画の傑作の一つ。
本作はロザリーンが見る夢「赤ずきんちゃん」から始まり、
夢の中でもおばあさんのお話が始まり、
お話が多重構造になってこんがらがる構成。
森の中は屋内のセットでの撮影しただけあって、
風景は独特で幻想的な雰囲気を作り出している。
変身シーンは、
狼男に変身すると言うよりは、
皮膚が剥がれ落ちて身体の中から狼が現れるという感じ。
「狼男アメリカン」「ハウリング」とは一味違う変身シーンは必見。
13歳のサラ・パターソン演じる赤ずきんがとてもキュート。
赤ずきんもただの少女ではないサプライズが用意されている。
眉毛のつながった男が狼男なのは面白い。
すー

すーの感想・評価

4.0
祝1000本目!(チョイス…)

自分がニールジョン・ダンの映画を5本も見ていて驚いた。全然知らない監督と思っていた。まあそれはいいとして、大好きな映画になりました。もう世界観が好きすぎるし、サラポールソンが可愛すぎて。

狼なのかこれ?と思わなくはないけれど眉毛が繋がった不気味な狼男やら昔話やらふわっとしつつもグロテスクなアンバランスさが面白い。
Abby

Abbyの感想・評価

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ちゃんと観てなかった。

皮膚引きちぎってまる見えになる筋肉がたまらなかった(///ω///)♪
当時流行っていた狼男変身VFX見たさに劇場に足を運んで、ぶちのめされるような衝撃を受けた作品。ニール・ジョーダンとのファースト・コンタクト。
あと、サラ・パターソン可愛かったなあ。
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