溝口健二監督、成澤昌茂脚本、京マチ子、若尾文子、木暮実千代、三益愛子、町田博子、川上康子、進藤英太郎出演、黛敏郎音楽、宮川一夫撮影、1956年作品。本編の一部に芝木好子『洲崎の女』を導入しているが、…
>>続きを読む女たちが手のひらを返すときの力強さに都度ぐっときた
短い時間で異なる5人を描き、それぞれの背景を説得力を持って見せるのが凄い
悲劇でもハッピーエンドでもない最後は変化の有無を示唆しないというか、彼女…
パンパンだとか蔑まれても
ほとんどの男が求めているもの
お上が何やらやろうとしてるけど
庶民が本当に必要なものとは
やりたくて始めた訳ではないけれど
今となっては意地がある
恋を匂わせ金を引き…
母を拒絶する息子、父を拒絶する娘、男を拒絶する女。母であること、娼婦であること、女は所詮、社会的役割や関係性のなかでしか生きられない弱い生き物。なかでも特に母親が弱いのは、彼女が母であり女であるとい…
>>続きを読むYouTubeで見つけました。
嬉しいです。
吉原の〝夢の里〟では、それぞれの女が事情があって働いています。
ゆめ子(三益愛子)ら一人息子を置いて仕送りしながら働いています。
より江(町田博子)…
愛というものが、いかに贅沢で、そして稀少価値の高いものかを痛感させられる。人生は「live」ではなく「survive」なんだ。その過酷さを最も背負わされてきたのは、やはり女性だった。ちょっとした間や…
>>続きを読む若尾文子特集2本目。『妻は告白する』よりライトでfunnyなテイスト。風俗って本当に凄いと思う、絶対知らん男とやりたくないはずなのに「お兄さんおいで」って無理やり手引っ張って店連れてくるのとか、絶対…
>>続きを読む吉原で働く女性たちの群像劇。彼女たちそれぞれの家族(親・夫・子供など)も描くことで「セックスワーカー」としての記号化を避け、生活者としてのリアリティを立ち上げている。いろいろあるけど女性同士の友情や…
>>続きを読む©KADOKAWA1956