様々な女性が画面を埋め尽くし男を誘惑する。その音楽的な複数の人物の演出が冴え渡るのが真の巨匠という感じがする。大家はもう少しスケールの大きな物語を扱ってもいい気がするが、私はここにカメラを置き続ける…
>>続きを読む・撮影:宮川一夫、助監督:増村保造
・若干プロレタリアート映画っぽさはあった。労働者、吉原で働く女たちの連帯と苦悩が描かれる。
・ミッキー(京マチ子)がとてつもなく面白い。登場してすぐに「あたいはヴ…
売春禁止法対売春の構図を非常に中立にまとめ上げた作品。法には法のどうしようもなさがあれば、売春にも売春のどうしようもなさがあると。
ラスト新しい売春婦が誕生する瞬間の強さはあったものの、全体を通し…
予期せぬ死により結果的に遺作になってしまったが、創作欲が迸る中での絶筆はよほど悔しかったのではないか。
全く若々しく、枯淡のかけらすらない。
その一方で明らかにこれまでの作品群とはタッチが異なり、実…
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売春宿で働く女性達の悲喜交々。皆それぞれにバックストーリーがあり、そこが交わることはほとんどないけども、個性の違いや人間関係などバラエティ豊か。
昭和の頂き女子やすみ(若尾文子)や神戸のヤンキーミッ…
このレビューはネタバレを含みます
名匠溝口健二の遺作。
売春防止法施行直前の吉原を舞台に、さまざまな事情を抱える娼婦たちの苦悩を描いた群像劇。
貧困、家族、生存など、さまざまな理由で体を売る娼婦たちの辿り着く結末もまた人それぞれで…
©KADOKAWA1956