実際の事件を取り上げた池井戸潤の傑作。
未だに企業の社会的立場とコンプライアンス問題で必ずといっていいほど、ケースにされる有名な事件。
劇中のクライマックスと実際のクライマックスには、大きな差があ…
実際に起きたリコール隠し事件がモデルだから、観終わったあと、企業の隠蔽って現実にこうやって人の命を奪うんだって重く考えさせられた。中小企業の社長が、権力もコネもない中で巨大メーカーに立ち向かう姿は本…
>>続きを読む日野、ダイハツと昨今の隠し芸大会の先駆け、某社トラックのリコールを巡る社会派映画。
何処かで観た構図に倍返しコースを期待させる作者ならではの雰囲気が巧み。
リーマン、中小企業、ポリ公とそれぞれの立場…
「七つの会議」的な派手さがもっと欲しかった。起用された俳優もそれなりに演技派ばかりであったため、それがかえってシリアスさを増してしまって物足りなかった。
内容としては他の池井戸潤作品と同じく、企業…
「空飛ぶタイヤ」製作委員会